【2022年最新版】起業家を目指す人におすすめしたい起業本11選!

成功している起業家や経営者の多くは、経験だけでなく書籍などを通じたインプットも行っています。

「あまり本を読んだことがない」「何から手に取ればよいかわからない」そのような方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、起業家を目指している方におすすめしたい本を11冊ピックアップしてご紹介します。

実体験によって確立された世界的経営者の考え方やノウハウ、現代の経営者・実業家による経験談、経営に必要な税金の知識まで網羅していますので、ぜひ書籍選びの参考にしてみてください。

起業家を目指す人におすすめしたい本11選

本稿でご紹介する本は、大まかに以下のポイントに着目してピックアップした11冊となります。

・起業や経営において一度は読んでおきたい名著
・税金や節税について学べる書籍
・起業や経営において役立つ書籍(ノウハウや考え方など)

1.はじめの一歩を踏み出そう|マイケル・E・ガーバー

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米国の成長企業500社ものCEOがNo.1として選んだといわれている、マイケル・W・ガーバー氏の名著です。

20年間という長期間に渡って得た経営コンサルティングの経験から、スモールビジネスにおける目標設定や人材・経営戦略、スモールビジネスの経営者が失敗しないためのノウハウを惜しみなく詰め込まれた一冊となっています。

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2.こんな僕でも社長になれた|家入一真

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有名なレンタルサーバー「ロリポップ!」やクラウドファンディングの「CAMPFIRE」、ネットショップ作成サイトの「BASE」など数々の創設を手掛けてきた著者・家入一真氏のストーリーが語られた一冊です。

ビジネス書というよりはエッセイ寄りのラインナップですが、起業家として成功した人物のひとりを知れるため「難しい本を読むのは苦手」といった方にもおすすめできます。

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成功する起業家は、一時期みなある意味、引きこもっていたという説を聞いたことがあります。
ユニクロの柳井さんも、若い頃は何もせず麻雀づけの毎日を過ごしていたと言いますし、エネルギーのある人はみな、孵化する前に一定の時間を必要とするのかもしれません。
長い人生、くすぶる時期は必ずあるものです。私はそんな時期に北野武の「浅草キッド」を読んで助けられました。
(この本は引きこもりの本ではありませんが、潜伏時期を過ごす作法として)
今の若い人なら、本書などは家入氏の歩みにとても勇気づけられるのではないかと思いました。

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3.SHOE DOG|フィル・ナイト

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ブランド力の高いスポーツ用品メーカー「NIKE」の創設者、フィル・ナイトの著書です。

自転車操業からの脱出や競合他社である「オニツカ」との関係、政府との闘いなどあらゆる困難を乗り越え、どのようにして世界的なブランドを創り上げてきたのかが分かる書籍となっています。

こちらも前項でご紹介した「こんな僕でも社長になれた」と同様、ノウハウというよりかは創設者ならではの人生といった内容ですが、自社の商品や事業に対する情熱は学ぶものがあるのではないでしょうか。

  • 読者の口コミ

偉大なブランドの陰に大いなる歴史あり。
このNIKE誕生秘話はジェットコースターのような創業者の人生そのもので、とにかくその展開に引き込まれました。
そして起業家の持つ苦悩と喜びが伝わり、それを自分自身に重ねることで、転んでも立ち上がり、再び走り出す勇気をもらえた気がします。
日本と強い縁で結ばれた逸話や、偶然とは思えない数々のエピソードを知り、NIKEにさらに親近感が湧きました。この壮絶な物語と創業者の情熱がそうさせるのでしょうね。
ありがとうフィルナイト。
この創業時の情熱が消えない限り、最高のブランドであり続けると思えます。

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4.経営の教科書|新将明

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著者の新将命氏は日本人でありながら”伝説の外資トップ”とも呼ばれており、日本コカ・コーラやジョンソン・エンド・ジョンソンなど複数のグローバル企業の社長職・副社長職を務めたほか、RIZAPグループの最高顧問に就任するなど、現在ではあらゆる企業のアドバイザーとして活躍されています。

本書は「経営の教科書」という名の通り、組織を率いる人物が知っておくべき30項目が著者の豊富な経験によってまとめられたビジネス書です。

「社長が担う仕事のうち全体の80%は業種や業界に関わらず、すべての経営に共通することである」として、経営の原理原則が学べる一冊となっています。

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「教科書」とうたうだけあり、経営していく上での一連の抑えるべき勘所が一通り抑えられていると感じます。
一方で、この本を読んで経営ができるようになるとは思えないし(もちろんそもそも本を読んで経営できたら苦労はしない)、それは経営における歴戦の強者の著者の狙いでもないでしょう。
本書のオススメの使い方は、チェックリスト的な使い方です。
つまり、経営の実践や他の経営書をよんで深く理解していることを全体の関係性の中で少し俯瞰してみたいとき、経営していく上での思考の抜け漏れを把握したいときに使うということです。
ひとつひとつの論点はやや浅すぎる点もあると感じるので★はひとつ下げました。

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5.一勝九敗|柳井正

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株式会社ファーストリテイリングは、人気アパレルチェーン店のユニクロやGUを傘下にもつ企業であり、著者の柳井正氏は株式会社ファーストリテイリングの創設者です。

著者自身の経験に基づいて、「起業家に必要なのは失敗に怯まずに進む精神力である」という言葉の本質的な意図が読みやすくまとめられています。

新事業の設立やM&Aに積極的でありながら、失敗を前提として進めてきた柳井正氏の経営における考え方や視点などは、これから起業する人たちにとって参考となることでしょう。

  • 読者の口コミ

2つの点に関心した。まず文章がうまく、客観的に書かれていること。この手の自叙伝的な本は、自慢的な話が多く、文書が読みにくい(失礼!)ことが多いが、本書は自己の家庭のことから事業との関わりまで、読みやすい文書でまとめられているので、さらさら読めた。さらに、本書の出版が急成長したユニクロが急成長した後、陰りが見えたタイミングで書かれたことである。柳井さんは、本書を書いた理由について、「はじめに」の中で、「今、会社もぼくも大きな転換点にある。きちんとした形で何かを書き残すとしたら、今しかそのチャンスはないと思い、これまで自分がたどってきた道筋を振り返ってみることにした。」と書かれている。
300頁弱で読みやすいこともあり、是非一読をお勧めしたい。

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6.時を稼ぐ男|三崎優太

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青汁王子として名を広めた著者・三崎優太氏によるビジネス書で、2021年12月に発売された新書です。

「青汁の販売」「インフルエンサー」「若手の起業家」のようなざっくりとしたイメージがあるかもしれませんが、現在はベンチャー企業への投資や資産運用、経営戦略、マーケティングなどの事業支援をメインとして活動されています。

本書はノウハウ要素もありますが、お金に対する考え方や、経営者としてのモチベーションの上げかた・保ちかたなど「自己啓発」の要素も込められており、著者の勢いや情熱が伝わる一冊です。

  • 読者の口コミ

表面上の外見だけでなく、中身がさらに熱くて素晴らしい。
私は今まで、青汁で大成功し自分のことを王子と呼び脱税で捕まった変わった人
という認識でした。
前作の過去は変えられると本作でその認識は180度変わります。
今の日本で間違いなくトップ3に入る熱い気持ちを持ち外見も中身も両方カッコ良い経営者。
冷めた姿勢がカッコ良いという今の若い人たちの風潮を三崎優太氏は変えていくはずです。

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7.日本一わかりやすい ひとり社長の節税|田淵弘明

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税理士兼Youtuberとして活躍されている田淵弘明氏による著書です。

動画内でも起業や経営における税金の基本的な内容がわかりやすく解説されているため、動画はあまり見ないという方は書籍でのインプットがよいでしょう。

起業や経営において税金・節税についての知識は必要不可欠であり、避けては通れません。

税金に関する本は数多くありますが、本書はタイトルにもある通り、とくにひとり社長などの小規模で事業をはじめたい方におすすめです。

  • 読者の口コミ

節税に関心があったものの、日本の法人を使った節税周りのことはあまり詳しくなかったので買ってみました。
よい本だと思います。自分なりに考えていた節税テクニックがダメだったり、逆にこういう方法があるのか~という点で学びが多かったです。
文章もわかりやすいです。著者はYouTuberとのことで、おそらく人に伝えるのが上手いのだと思います。
「税金のことにあまり詳しくないけど、これから節税法を勉強してみたい」という1人会社or少人数の会社の経営者の人におすすめできる本だと思いました。

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8.7つの習慣 人格主義の回復|スティーブン・R・コヴィー

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自己啓発本として世界的な名著ともいわれている、スティーブン・R・コヴィー氏の「7つの習慣」はすでに日本語訳の書籍が販売されていましたが、著者没後1年というタイミングで改めて再翻訳し、「完訳版」として刊行されました。

世界的ベストセラーというだけあり、日本国内でも240万部もの部数が発行され、書籍における影響力としては計り知れないものがあります。

その影響力や読者の母数の多さから、レビューは賛否両論といった印象ですが、作家、牧師、そして組織コンサルタントとして活躍された著書は、一度は読んでおきたい書籍のひとつといえるのではないでしょうか。

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読まなければ、と思いながら数年経ち、やっと手に取った。
ボリュームの割に読みやすかった。
たくさんの事例とともに、シンプルなメッセージを繰り返し訴える。

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9.起業家はどこで選択を誤るのか|ノーム・ワッサーマン

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著者のノーム・ワッサーマン氏は、起業家の研究を10年以上も続けるハーバード・ビジネススクール教授です。

起業家は、起業を意識した瞬間から選択の連続が続くうえ、その選択は起業後のビジネスへ大きな影響を及ぼすことがあります。

本書は起業家の研究を長年続けてきた著者が、「起業家が必ず陥る9つのジレンマ」として、起業における失敗の本質をまとめた一冊です。

研究者ならではのデータが詰め込まれた本書は説得力があり、起業をする前に読んでおきたい書籍といえます。

  • 読者の口コミ

豊富なデータに基づく客観的な文章で起業家がぶつかるであろうポイントを分かりやすく解説している。特に第6章のエクイティの分割基準は必読。シェアの決定において考慮すべき項目が網羅されており、統計や事例も具体的な数値を含めて多数挙げられている。実際の場面でも大いに参考になった。

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10.ビジネスモデル・ナビゲーター|オリヴァー・ガスマン

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ビジネスモデルの成功パターンを55パターンに分類し、わかりやすくまとめた本書。

著者はスイス・ザンクトガレン大学の教授を務める、オリヴァー・ガスマン氏です。

前項でご紹介した著者の起業家の研究とは異なり、オリヴァー・ガスマン氏は「ビジネスモデル」を長年研究し続けています。

また、本書はビジネスモデルの紹介だけでなく、55パターンのビジネスモデルを参考にしながら、新たなビジネスモデルへ繋げるためのステップまでまとめられた、起業家におすすめの画期的な一冊となっています。

  • 読者の口コミ

新規事業検討の際に教科書として使用しました。
新しい商品・サービスをビジネスにつなげるためのヒントが網羅されています。
勿論、この本を読んだだけで即ビジネス成功する訳ではありませんが、
まず最初に読むべき基本の教科書です。

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11.アイデアのつくり方|ジェームス・W・ヤング

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原著の初版は1940年、改訂を挟みながら現代も起業家や経営者などから売れ続けているロングセラー書籍で、著者はアメリカ合衆国の実業家ジェームス・W・ヤング氏です。

Amazonが選定する「これだけは読んでおきたい オールタイムベスト ビジネス書100」に選ばれ、不朽の名著ともいわれています。

本書では、アイデアやひらめきを得るための手順を5つのステップに分け、簡潔にまとめられていますが、このステップをこなすには本書に書かれている基礎的な内容を繰り返し、習得する努力が必要です。

また、常日頃からアイデアを考える癖をつけている方や、アイデアやひらめきに優れている方にとっては物足りなさを感じるかもしれませんが、アイデアが乏しいと感じる方は気軽に読める本書がおすすめです。

  • 読者の口コミ

思考の整理のヒントになります。
クリエイターなら知らずうちに皆やっていることだけど、シンプルにまとめられている良書です。
行き詰まった時、この本のプロセスのうち、どこで躓いているかを洗い出すと、解決の糸口になりそうです。

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まとめ

今回は11冊ものビジネス関連書籍をご紹介しましたが、気になる一冊は見つけられたでしょうか。

普段は本を読むのが苦手だという方でも、興味のあることに関する書籍であれば、読んでみると意外と楽しんで読み進められたりするものです。

また、知識を蓄えることは今後の役に立つだけでなく、自信にも繋がります。

まずは気になった一冊を手に取ってみるとよいでしょう。

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