有名な女性起業家9選|日本や海外で活躍する女性社長をピックアップ

性別や学歴などに関係なく、あらゆる人たちが起業をしやすくなりつつある現代ですが、国内外で活躍する女性起業家は昔から存在しています。

そして現代においても、20代30代といった若手でありながら活躍されている女性起業家の方も増えているのです。

今回は日本、海外で成功している女性起業家9名をピックアップしてみました。

世界的有名ブランドの女性社長や、女性ならではの視点で事業を創り上げた女性社長など、さまざまな業界で活躍されていますので、ぜひ男女問わず事業の参考としてご覧になってみてください。

有名な女性起業家9選

さっそく女性起業家9名をご紹介します。

今回ピックアップしたのは日本の方が6名、海外の方が3名です。

有名なデザインやブランド、誰もが知る事業や人気アプリ開発事業の設立など、さまざまな業界よりピックアップしています。

1.コシノジュンコ|JUNKOKOSHINO株式会社

画像出典:JUNKOKOSHINO

出身地 大阪府岸和田市
生まれ

1939年

著名なデザイナーの数々を輩出している「文化服装学院」の出身であるコシノジュンコ氏は、デザイン科の在学中に「装苑賞」を最年少で受賞されています。

この「装苑賞」は新人デザイナーの登竜門ともいわれており、女性向けファッション誌「装苑」の創刊20周年記念に創設された歴史あるコンテストです。

その後、1978年に開催されたパリコレを機に世界各国でショーを開催し、数々の名誉ある賞を受賞するなど、世界からも高い評価を得ています。

現在もファッションに留まらず、ジュエリーやインテリア、花火までデザインするなど幅広く活躍されている女性デザイナーです。

2.寺田千代乃|アート引越センター株式会社

画像出典:DAIKIN

出身地 兵庫県神戸市
生まれ 1947年

寺田千代乃氏が「会社は小さくとも一流企業を目指す」と志して創業したのが、アートコーポレーション(現アート引越センター株式会社)です。

引っ越しサービス業の生みの親ともいわれ、誰もが知る引っ越し業者として現在も多くの人に利用されています。

寺田千代乃氏は、ただ引っ越しサービス業を運営するだけでなく、女性専用サービスとして重い荷物の梱包や荷解きをフォローするサービスや、シニア向け引っ越しメニューの展開、働く女性の支えとなる保育事業なども手掛ける実業家です。

現在はアート引越センター株式会社の名誉会長を務めています。

3.閑歳孝子|株式会社Zaim

画像出典:起業.TV

出身地 大阪府
生まれ 1979年

閑歳孝子氏は人気家計簿アプリ「Zaim」の開発者であり、株式会社Zaimの創業者です。

慶応義塾大学にある環境情報学部を卒業後は、日経BP社での記者・編集者活動を経てIT系のベンチャー企業2社へ転職。

自社の企画や開発を手掛けながら、独学でアプリ開発についても学びました。

2011年に家計簿アプリ「Zaim」を個人サービスとしてリリース後、翌年には株式会社Zaimとして法人化されています。

また、ZaimはAppStore、GooglePlay、Windowsストアアプリで部門別1位を獲得したあともユーザー目線のアプリアップデートを続けており、現在では500万人以上のユーザーが利用する人気アプリとなりました。

4.櫻本真理|株式会社Cotree

画像出典:note

出身地 広島県
生まれ 1982年

24時間、オンラインでどこでも専門家のカウンセリングを受けられるサービス「Cotree」の設立者です。

三菱UFJモルガン・スタンレー証券、ゴールドマン・サックス証券での勤務経験を経て、退職後から複数のスタートアップやプロジェクトに携わっています。

2014年には、メンタルヘルスに関連したサービス開発を行う「株式会社Cotree」を設立し、6年後の2020年にはリーダー育成のためのコーチングや、メンタル面で悩むリーダーをカウンセリングするサービスを手掛ける「株式会社CoachEd」を設立し、現在も2社の代表取締役を務める実業家です。

5.堤香苗|株式会社キャリア・マム

画像出典:careermam

出身地 兵庫県神戸市
生まれ 1964年

フリーアナウンサーやラジオパーソナリティ、女優として活躍されていた堤香苗氏は、結婚、出産、子育ての経験を経て、1995年に育児サークルを立ち上げました。

その後2000年には「株式会社キャリアマム」を設立し、「女性のキャリアと社会をつなぐ」を経営理念として、結婚や育児などを機に離職した女性の再就職をサポートしています。

東京商工会議所や社団法人日本テレワーク協会、地方創生SDGs官民連携プラットフォームへ所属するなど、さまざまな委員実績を持ち、現在では株式会社キャリアマムの代表取締役に加えて、女性のキャリア支援やテレワーク推奨などをテーマとして、講演活動なども行っています。

6.南場智子|株式会社ディー・エヌ・エー

画像出典:DeNA

出身地 新潟県新潟市
生まれ 1962年

株式会社ディー・エヌ・エーは、モバイルゲームの開発や配信、SNSの運営、電子商取引サービスなどを行うインターネット関連事業であり、南場智子氏は株式会社ディー・エヌ・エーの創設者です。

1986年に大手コンサルティング会社であるマッキンゼー・アンド・カンパニーに入社後、1990年にはハーバード・ビジネス・スクールでBMA(経営学修士)を取得しています。

株式会社ディー・エヌ・エーといえば、携帯電話向けのSNS「モバゲー」や、野球チームのオーナーなどが有名かもしれませんが、創業と同時に設立されたオークションサイトの「ビッダーズ」も多くの利用者を集め注目されていました。(現在は総合ECサイトとして統合)

なお、南場智子氏は現在も株式会社ディー・エヌ・エーの代表取締役会長として活躍されています。

7.ココ・シャネル|シャネルS.A

画像出典:Wikipedia

出身地 フランス
生まれ 1883年

いわずと知れたハイブランド「CHANEL」の創設者です。

出生名はガブリエル・(ボヌール)シャネルですが、ココ・シャネル氏の「ココ」は1900年代に活動されていたカフェで呼ばれるようになった愛称です。

帽子のアトリエからはじまり、後にベストセラーとなる香水「Chanel No.5」の販売、そして戦争後の復帰を乗り越え、ココ・シャネル氏の没後は長らく低迷期を迎えていたといわれていますが、現在も香水、婦人服、バッグ、アクセサリーと各ジャンル共に、世界的なブランドとして愛されています。

8.ダイアン・ヘンドリックス|ABCサプライ

画像出典:Forbes

出身地 アメリカ ウィスコンシン州
生まれ 1947年

ダイアンヘン・ドリックス氏が手掛けたのは、「ABCサプライ」と呼ばれるアメリカの大手建築資材卸売会社です。

配偶者であるケン・ヘンドリックス氏が屋根の転落事故によって亡くなってしまい、未亡人となった後も努力の末に年商を2倍にまで成長させ、アメリカでは「米国で最も成功した女性起業家」として輝きました。

創業3年目の1985年には33店舗ものチェーン店へと発展し、急成長を遂げたABCサプライの年商は日本円にして約6470億円ともいわれており、ダイアン・ヘンドリックス氏は現在もABCサプライの会長を務めています。

9.アニータ・ロディック|ザボディショップ

画像出典:THEBODYSHOP

出身地 イギリス ウェストサセックス州
生まれ 1942年

アニータ・ロディック氏は1976年、イギリスにあるブライトンと呼ばれる街で「自然派化粧品」のお店を開きました。

そのお店が現在も世界各国、男女問わず人気を集める自然派化粧品メーカー「THE BODY SHOP(ザボディショップ)」です。

その後1987年には、「援助ではなく取引を」をコンセプトとして独自のフェアトレードを開始。優れた自然原料をもつ生産者との継続的な取引によって、地域コミュニティの自立をサポートするなど、積極的な社会貢献でも活躍されました。

アニータ・ロディック氏は1984年のビジネス・ウーマン・オブ・ザ・イヤーや1997年の国連環境賞など数々の受賞歴を持ち、企業についても世界に63ヵ国2800店舗以上を展開する大企業へと成長しています。

まとめ

今回は女性に限定して国内外で有名な9名の起業家・実業家をピックアップしましたが、「創業者は知らなかった」という会社や、「初めて聞いた」という会社もあったのではないでしょうか。

成功している起業家の多くは、ひとつの事業に対して徹底的に追求し続ける方や、ひとつの事業に留まらずアイディアや理念次第で、幅広い活動や事業展開へ繋げている方が多い印象です。

さまざまな実業家や経営者の事業を参考にして、ぜひ自身のアイデアの参考にされてみてください。

まとめ

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