女性起業家が活用できる支援金制度まとめ|情報収集に役立つサイトや支援金制度のご紹介 口コミ・評判 補助金・助成金 起業支援 公開日:2021/10/13 更新日:2022/03/15 シェア ツイート はてブ LINE 起業家というと男性が多いようなイメージがあるかもしれませんが、女性が起業家として活躍しているケースは多く存在しています。 今回は女性の起業家が活用できる支援情報サイトや支援金情報についてまとめました。 女性だけでなく老若男女問わず利用できる情報もありますので、自身への参考はもちろんのこと、知り合いの起業家との情報交換のきっかけに利用してみるのもよいかもしれませんね。 なお、以下の記事でも女性の起業に役立つ助成金についてまとめていますので、気になる方はあわせて参考にしてみてください。 女性の起業に役立つ助成金と支援制度を紹介! 支援制度の探し方|起業家に役立つ情報サイトを活用しよう 困りごとがあったり資金繰りに悩まされたりしたとき、どこに相談すればよいのか、何を活用すればよいのかわからないこともありますよね。 そのようなときに備えて、政府公式の支援情報サイトや、経営ノウハウに関する情報をまとめているサイトなどをいくつかブックマークしておくのがおすすめです。 今回は以下の4つのサイトについてご紹介します。 ミラサポPlus 創業手帳(創業Web) 女性起業家等支援(わたしの起業応援団) J-Net21 支援金などのお金に関する情報はもちろんのこと、企業事例なども数多くまとめられていますので、ぜひ参考にしてみてください。 ミラサポplus 「ミラサポ」は日本政府が公式に認めている、中小企業や小規模事業者向けの支援情報サイトです。補助金や助成金の検索に特化しており、自分に合った支援制度を探すことができます。 一般的に支援金制度は数か月ごとに申請を締め切り、入れ替わったり次の受付開始まで期間が空いたりするため、小まめに確認しなければなりません。 支援制度だけでなく、支援制度を活用した豊富な事例や相談可能な支援機関の紹介も行っていますので、会員登録をしておくとよいでしょう。 ミラサポのサイトはこちら 創業手帳(創業手帳Web) 創業手帳は創業の成功率向上を目的として、法人として設立後に無料で配布される創業・起業者のためのガイドブックです。 資金調達や経理、営業、オフィス環境など起業直後に役立つあらゆるノウハウが集約されています。 冊子の内容は毎月改定されリアルタイムな情報が得られるため、創業手帳が届いたら一度は目を通しておきましょう。 また、起業前であっても自己申請をすることにより送付をしてくれます。 創業手帳のサイトはこちら 女性起業家等支援(わたしの起業応援団) 経済産業省による特設ページで、各地域のセミナーやイベントの情報がまとめられていたり、相談先を都道府県別に検索したりできる便利なサイトです。 また、「わたしの起業応援団」のサイトでは、コンタクトをとっても問題のない支援者の一覧がまとめられています。起業するにあたり、なにか困りごとや悩みがある方は、連絡をしてみるとよいでしょう。 わたしの起業応援団のサイトはこちら J-Net21 中小企業基盤整備機構が運営している中小企業向けの情報サイトです。 J-Net21では、経営ノウハウの情報や企業事例、専門家が回答するビジネスQ&Aなど、事業を行う上で役立つ情報が日々更新されています。 もちろん助成金や支援に関する情報も毎日更新されているので、お金に関する支援ならJ-Net21とミラサポplusを見ておくとよいですね。 J-Net21のサイトはこちら 女性起業家向けの支援金制度5選 ここからは女性起業家が知っておきたい支援金制度を5つご紹介します。 両立支援等助成金(女性活躍加速化コース) 中小企業応援ファンド(スタート・アップ応援型) 小規模事業者持続化補助金 新規開業資金(新企業育成貸付) 女性、若者/シニア起業家支援資金 女性向けの支援制度をメインとしていますが、男女関係なく利用できる制度もありますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。 両立支援等助成金(女性活躍加速化コース) 常時雇用する人数が300人以下の中小企業主を対象に、女性が活躍できるような環境づくりに取り組む事業主を支援する助成金制度です。 「女性が活躍できるような環境づくり」とは、家庭と仕事の両立がしやすい環境の整備が主な取り組みとなります。 助成金をもらうには、行動計画の提出やそれに沿った取り組みと報告、数値目標の設定などを行う必要がありますので、自社の課題と向き合うよいきっかけにもなるでしょう。 両立支援等助成金(女性活躍加速化コース)のサイトはこちら 地域中小企業応援ファンド(スタート・アップ応援型) 中小機構と各都道府県が共同で出資を行い設立されている支援制度です。地域中小企業応援ファンドでは、以下の2種類の制度が用意されています。 1.地域中小企業応援ファンド 伝統技術などを活用した販路開拓や商品開発への取り組みを支援する制度です。中小企業や創業者、そしてそれらを支援する機関などが利用できます。 2.農商工連携型地域中小企業応援ファンド 農林漁業者と中小企業者の連携体や、それらを支援する機関の場合はこちらに申請を行いましょう。こちらも商品、研究開発や販路開拓に関する支援を行う内容となっています。 また、どちらもNPO法人も利用が可能です。 地域中小企業応援ファンド(スタート・アップ応援型)のサイトはこちら 小規模事業者持続化補助金 産業を支える小規模事業者の発展や生産性の向上を目的とした補助金制度です。 経営を続けていると、販路開拓や業務効率化に伴いインボイスの導入や雇用者の賃上げ、働き方改革などの制度変更を実施する必要性が生じる場面があります。 そのような場合には小規模事業者持続化補助金の制度を活用するとよいでしょう。 小規模事業者持続化補助金は、1年を通して断続的に公募が行われていますので、落ち着いて準備を行いましょう。 小規模事業者持続化補助金のサイトはこちら 新規開業資金(新企業育成貸付) タイミングや必要な資金額の関係で、補助金や助成金では間に合わないという方は、融資制度の活用も検討してみましょう。 日本政策金融公庫によって設置されている「新規開業資金」は、新たに開業する方をはじめとして開業からおよそ7年以内の方を対象に、7,200万円を融資限度額として融資が行われています。 要件を満たす方には特別利率を適用し、一定の目標を達成した場合に利率を引き下げるなどの制度も整っているので、融資を検討している方にはおすすめの制度です。 新規開業資金(新企業育成貸付)のサイトはこちら 女性、若者/シニア起業家支援資金 新規開業資金と同じく、日本政策金融公庫が設置している融資制度です。以下に当てはまる方は新規開業資金ではなく「女性、若者/シニア起業家支援資金」の方へ申請を行うとよいでしょう。 女性 35歳未満 55歳以上 名称のとおり女性や若者、シニア層の起業家が対象となっていることがわかりますね。融資限度額は7,200万円で、利率関連の制度に関しても新規開業資金と同じです。 女性、若者/シニア起業家支援資金のサイトはこちら まとめ 今回は女性起業家が活用できる支援制度や支援情報に関するサイトを紹介しました。 経営していく上で、社会経済の変化や自社の経営不況によって、対応が困難な場面は誰しも一度は経験することかもしれません。 現代では働き方改革の推進などによって、女性が活躍できるような制度は少しずつ整備されてきています。 記事で紹介した制度やサイトをこまめに確認し、ぜひ経営の助けとして活用してみてくださいね。 シェア ツイート はてブ LINE