有名な女性起業家9選|日本や海外で活躍する女性社長をピックアップ TOP > 有名な女性起業家9選|日本や海外で活躍する女性社長をピックアップ 性別や学歴などに関係なく、あらゆる人たちが起業をしやすくなりつつある現代ですが、国内外で活躍する女性起業家は昔から存在しています。 そして現代においても、20代30代といった若手でありながら活躍されている女性起業家の方も増えているのです。 今回は日本、海外で成功している女性起業家9名をピックアップしてみました。 世界的有名ブランドの女性社長や、女性ならではの視点で事業を創り上げた女性社長など、さまざまな業界で活躍されていますので、ぜひ男女問わず事業の参考としてご覧になってみてください。 有名な女性起業家9選 さっそく女性起業家9名をご紹介します。 今回ピックアップしたのは日本の方が6名、海外の方が3名です。 有名なデザインやブランド、誰もが知る事業や人気アプリ開発事業の設立など、さまざまな業界よりピックアップしています。 1.コシノジュンコ|JUNKOKOSHINO株式会社 画像出典:JUNKOKOSHINO 出身地 大阪府岸和田市 生まれ 1939年 著名なデザイナーの数々を輩出している「文化服装学院」の出身であるコシノジュンコ氏は、デザイン科の在学中に「装苑賞」を最年少で受賞されています。 この「装苑賞」は新人デザイナーの登竜門ともいわれており、女性向けファッション誌「装苑」の創刊20周年記念に創設された歴史あるコンテストです。 その後、1978年に開催されたパリコレを機に世界各国でショーを開催し、数々の名誉ある賞を受賞するなど、世界からも高い評価を得ています。 現在もファッションに留まらず、ジュエリーやインテリア、花火までデザインするなど幅広く活躍されている女性デザイナーです。 2.寺田千代乃|アート引越センター株式会社 画像出典:DAIKIN 出身地 兵庫県神戸市 生まれ 1947年 寺田千代乃氏が「会社は小さくとも一流企業を目指す」と志して創業したのが、アートコーポレーション(現アート引越センター株式会社)です。 引っ越しサービス業の生みの親ともいわれ、誰もが知る引っ越し業者として現在も多くの人に利用されています。 寺田千代乃氏は、ただ引っ越しサービス業を運営するだけでなく、女性専用サービスとして重い荷物の梱包や荷解きをフォローするサービスや、シニア向け引っ越しメニューの展開、働く女性の支えとなる保育事業なども手掛ける実業家です。 現在はアート引越センター株式会社の名誉会長を務めています。 3.閑歳孝子|株式会社Zaim 画像出典:起業.TV 出身地 大阪府 生まれ 1979年 閑歳孝子氏は人気家計簿アプリ「Zaim」の開発者であり、株式会社Zaimの創業者です。 慶応義塾大学にある環境情報学部を卒業後は、日経BP社での記者・編集者活動を経てIT系のベンチャー企業2社へ転職。 自社の企画や開発を手掛けながら、独学でアプリ開発についても学びました。 2011年に家計簿アプリ「Zaim」を個人サービスとしてリリース後、翌年には株式会社Zaimとして法人化されています。 また、ZaimはAppStore、GooglePlay、Windowsストアアプリで部門別1位を獲得したあともユーザー目線のアプリアップデートを続けており、現在では500万人以上のユーザーが利用する人気アプリとなりました。 4.櫻本真理|株式会社Cotree 画像出典:note 出身地 広島県 生まれ 1982年 24時間、オンラインでどこでも専門家のカウンセリングを受けられるサービス「Cotree」の設立者です。 三菱UFJモルガン・スタンレー証券、ゴールドマン・サックス証券での勤務経験を経て、退職後から複数のスタートアップやプロジェクトに携わっています。 2014年には、メンタルヘルスに関連したサービス開発を行う「株式会社Cotree」を設立し、6年後の2020年にはリーダー育成のためのコーチングや、メンタル面で悩むリーダーをカウンセリングするサービスを手掛ける「株式会社CoachEd」を設立し、現在も2社の代表取締役を務める実業家です。 5.堤香苗|株式会社キャリア・マム 画像出典:careermam 出身地 兵庫県神戸市 生まれ 1964年 フリーアナウンサーやラジオパーソナリティ、女優として活躍されていた堤香苗氏は、結婚、出産、子育ての経験を経て、1995年に育児サークルを立ち上げました。 その後2000年には「株式会社キャリアマム」を設立し、「女性のキャリアと社会をつなぐ」を経営理念として、結婚や育児などを機に離職した女性の再就職をサポートしています。 東京商工会議所や社団法人日本テレワーク協会、地方創生SDGs官民連携プラットフォームへ所属するなど、さまざまな委員実績を持ち、現在では株式会社キャリアマムの代表取締役に加えて、女性のキャリア支援やテレワーク推奨などをテーマとして、講演活動なども行っています。 6.南場智子|株式会社ディー・エヌ・エー 画像出典:DeNA 出身地 新潟県新潟市 生まれ 1962年 株式会社ディー・エヌ・エーは、モバイルゲームの開発や配信、SNSの運営、電子商取引サービスなどを行うインターネット関連事業であり、南場智子氏は株式会社ディー・エヌ・エーの創設者です。 1986年に大手コンサルティング会社であるマッキンゼー・アンド・カンパニーに入社後、1990年にはハーバード・ビジネス・スクールでBMA(経営学修士)を取得しています。 株式会社ディー・エヌ・エーといえば、携帯電話向けのSNS「モバゲー」や、野球チームのオーナーなどが有名かもしれませんが、創業と同時に設立されたオークションサイトの「ビッダーズ」も多くの利用者を集め注目されていました。(現在は総合ECサイトとして統合) なお、南場智子氏は現在も株式会社ディー・エヌ・エーの代表取締役会長として活躍されています。 7.ココ・シャネル|シャネルS.A 画像出典:Wikipedia 出身地 フランス 生まれ 1883年 いわずと知れたハイブランド「CHANEL」の創設者です。 出生名はガブリエル・(ボヌール)シャネルですが、ココ・シャネル氏の「ココ」は1900年代に活動されていたカフェで呼ばれるようになった愛称です。 帽子のアトリエからはじまり、後にベストセラーとなる香水「Chanel No.5」の販売、そして戦争後の復帰を乗り越え、ココ・シャネル氏の没後は長らく低迷期を迎えていたといわれていますが、現在も香水、婦人服、バッグ、アクセサリーと各ジャンル共に、世界的なブランドとして愛されています。 8.ダイアン・ヘンドリックス|ABCサプライ 画像出典:Forbes 出身地 アメリカ ウィスコンシン州 生まれ 1947年 ダイアンヘン・ドリックス氏が手掛けたのは、「ABCサプライ」と呼ばれるアメリカの大手建築資材卸売会社です。 配偶者であるケン・ヘンドリックス氏が屋根の転落事故によって亡くなってしまい、未亡人となった後も努力の末に年商を2倍にまで成長させ、アメリカでは「米国で最も成功した女性起業家」として輝きました。 創業3年目の1985年には33店舗ものチェーン店へと発展し、急成長を遂げたABCサプライの年商は日本円にして約6470億円ともいわれており、ダイアン・ヘンドリックス氏は現在もABCサプライの会長を務めています。 9.アニータ・ロディック|ザボディショップ 画像出典:THEBODYSHOP 出身地 イギリス ウェストサセックス州 生まれ 1942年 アニータ・ロディック氏は1976年、イギリスにあるブライトンと呼ばれる街で「自然派化粧品」のお店を開きました。 そのお店が現在も世界各国、男女問わず人気を集める自然派化粧品メーカー「THE BODY SHOP(ザボディショップ)」です。 その後1987年には、「援助ではなく取引を」をコンセプトとして独自のフェアトレードを開始。優れた自然原料をもつ生産者との継続的な取引によって、地域コミュニティの自立をサポートするなど、積極的な社会貢献でも活躍されました。 アニータ・ロディック氏は1984年のビジネス・ウーマン・オブ・ザ・イヤーや1997年の国連環境賞など数々の受賞歴を持ち、企業についても世界に63ヵ国2800店舗以上を展開する大企業へと成長しています。 まとめ 今回は女性に限定して国内外で有名な9名の起業家・実業家をピックアップしましたが、「創業者は知らなかった」という会社や、「初めて聞いた」という会社もあったのではないでしょうか。 成功している起業家の多くは、ひとつの事業に対して徹底的に追求し続ける方や、ひとつの事業に留まらずアイディアや理念次第で、幅広い活動や事業展開へ繋げている方が多い印象です。 さまざまな実業家や経営者の事業を参考にして、ぜひ自身のアイデアの参考にされてみてください。 【2022年最新版】起業家を目指す人におすすめしたい起業本11選! TOP > 【2022年最新版】起業家を目指す人におすすめしたい起業本11選! 成功している起業家や経営者の多くは、経験だけでなく書籍などを通じたインプットも行っています。 「あまり本を読んだことがない」「何から手に取ればよいかわからない」そのような方も多いのではないでしょうか。 そこで今回は、起業家を目指している方におすすめしたい本を11冊ピックアップしてご紹介します。 実体験によって確立された世界的経営者の考え方やノウハウ、現代の経営者・実業家による経験談、経営に必要な税金の知識まで網羅していますので、ぜひ書籍選びの参考にしてみてください。 起業家を目指す人におすすめしたい本11選 本稿でご紹介する本は、大まかに以下のポイントに着目してピックアップした11冊となります。 ・起業や経営において一度は読んでおきたい名著 ・税金や節税について学べる書籍 ・起業や経営において役立つ書籍(ノウハウや考え方など) 1.はじめの一歩を踏み出そう|マイケル・E・ガーバー 画像出典:Amazon 米国の成長企業500社ものCEOがNo.1として選んだといわれている、マイケル・W・ガーバー氏の名著です。 20年間という長期間に渡って得た経営コンサルティングの経験から、スモールビジネスにおける目標設定や人材・経営戦略、スモールビジネスの経営者が失敗しないためのノウハウを惜しみなく詰め込まれた一冊となっています。 読者の口コミ まだ事業を始める予定はありませんが、ゆくゆくは考えているので読んでみました。 自分の事業を始める時の考え方はまさに職人寄りでした。 きっとこの勢いで始めていたら失敗に終わったんだろうなと考えると、先に読んでおいてよかったと思いました。 資金を貯めて始める時に向けて、何度か読み直そうと思います。 引用:Amazon Amazonの販売ページはこちら 2.こんな僕でも社長になれた|家入一真 画像出典:Amazon 有名なレンタルサーバー「ロリポップ!」やクラウドファンディングの「CAMPFIRE」、ネットショップ作成サイトの「BASE」など数々の創設を手掛けてきた著者・家入一真氏のストーリーが語られた一冊です。 ビジネス書というよりはエッセイ寄りのラインナップですが、起業家として成功した人物のひとりを知れるため「難しい本を読むのは苦手」といった方にもおすすめできます。 読者の口コミ 成功する起業家は、一時期みなある意味、引きこもっていたという説を聞いたことがあります。 ユニクロの柳井さんも、若い頃は何もせず麻雀づけの毎日を過ごしていたと言いますし、エネルギーのある人はみな、孵化する前に一定の時間を必要とするのかもしれません。 長い人生、くすぶる時期は必ずあるものです。私はそんな時期に北野武の「浅草キッド」を読んで助けられました。 (この本は引きこもりの本ではありませんが、潜伏時期を過ごす作法として) 今の若い人なら、本書などは家入氏の歩みにとても勇気づけられるのではないかと思いました。 引用:Amazon Amazonの販売ページはこちら 3.SHOE DOG|フィル・ナイト 画像出典:Amazon ブランド力の高いスポーツ用品メーカー「NIKE」の創設者、フィル・ナイトの著書です。 自転車操業からの脱出や競合他社である「オニツカ」との関係、政府との闘いなどあらゆる困難を乗り越え、どのようにして世界的なブランドを創り上げてきたのかが分かる書籍となっています。 こちらも前項でご紹介した「こんな僕でも社長になれた」と同様、ノウハウというよりかは創設者ならではの人生といった内容ですが、自社の商品や事業に対する情熱は学ぶものがあるのではないでしょうか。 読者の口コミ 偉大なブランドの陰に大いなる歴史あり。 このNIKE誕生秘話はジェットコースターのような創業者の人生そのもので、とにかくその展開に引き込まれました。 そして起業家の持つ苦悩と喜びが伝わり、それを自分自身に重ねることで、転んでも立ち上がり、再び走り出す勇気をもらえた気がします。 日本と強い縁で結ばれた逸話や、偶然とは思えない数々のエピソードを知り、NIKEにさらに親近感が湧きました。この壮絶な物語と創業者の情熱がそうさせるのでしょうね。 ありがとうフィルナイト。 この創業時の情熱が消えない限り、最高のブランドであり続けると思えます。 引用:Amazon Amazonの販売ページはこちら 4.経営の教科書|新将明 画像出典:Amazon 著者の新将命氏は日本人でありながら”伝説の外資トップ”とも呼ばれており、日本コカ・コーラやジョンソン・エンド・ジョンソンなど複数のグローバル企業の社長職・副社長職を務めたほか、RIZAPグループの最高顧問に就任するなど、現在ではあらゆる企業のアドバイザーとして活躍されています。 本書は「経営の教科書」という名の通り、組織を率いる人物が知っておくべき30項目が著者の豊富な経験によってまとめられたビジネス書です。 「社長が担う仕事のうち全体の80%は業種や業界に関わらず、すべての経営に共通することである」として、経営の原理原則が学べる一冊となっています。 読者の口コミ 「教科書」とうたうだけあり、経営していく上での一連の抑えるべき勘所が一通り抑えられていると感じます。 一方で、この本を読んで経営ができるようになるとは思えないし(もちろんそもそも本を読んで経営できたら苦労はしない)、それは経営における歴戦の強者の著者の狙いでもないでしょう。 本書のオススメの使い方は、チェックリスト的な使い方です。 つまり、経営の実践や他の経営書をよんで深く理解していることを全体の関係性の中で少し俯瞰してみたいとき、経営していく上での思考の抜け漏れを把握したいときに使うということです。 ひとつひとつの論点はやや浅すぎる点もあると感じるので★はひとつ下げました。 引用:Amazon Amazonの販売ページはこちら 5.一勝九敗|柳井正 画像出典:Amazon 株式会社ファーストリテイリングは、人気アパレルチェーン店のユニクロやGUを傘下にもつ企業であり、著者の柳井正氏は株式会社ファーストリテイリングの創設者です。 著者自身の経験に基づいて、「起業家に必要なのは失敗に怯まずに進む精神力である」という言葉の本質的な意図が読みやすくまとめられています。 新事業の設立やM&Aに積極的でありながら、失敗を前提として進めてきた柳井正氏の経営における考え方や視点などは、これから起業する人たちにとって参考となることでしょう。 読者の口コミ 2つの点に関心した。まず文章がうまく、客観的に書かれていること。この手の自叙伝的な本は、自慢的な話が多く、文書が読みにくい(失礼!)ことが多いが、本書は自己の家庭のことから事業との関わりまで、読みやすい文書でまとめられているので、さらさら読めた。さらに、本書の出版が急成長したユニクロが急成長した後、陰りが見えたタイミングで書かれたことである。柳井さんは、本書を書いた理由について、「はじめに」の中で、「今、会社もぼくも大きな転換点にある。きちんとした形で何かを書き残すとしたら、今しかそのチャンスはないと思い、これまで自分がたどってきた道筋を振り返ってみることにした。」と書かれている。 300頁弱で読みやすいこともあり、是非一読をお勧めしたい。 引用:Amazon Amazonの販売ページはこちら 6.時を稼ぐ男|三崎優太 画像出典:Amazon 青汁王子として名を広めた著者・三崎優太氏によるビジネス書で、2021年12月に発売された新書です。 「青汁の販売」「インフルエンサー」「若手の起業家」のようなざっくりとしたイメージがあるかもしれませんが、現在はベンチャー企業への投資や資産運用、経営戦略、マーケティングなどの事業支援をメインとして活動されています。 本書はノウハウ要素もありますが、お金に対する考え方や、経営者としてのモチベーションの上げかた・保ちかたなど「自己啓発」の要素も込められており、著者の勢いや情熱が伝わる一冊です。 読者の口コミ 表面上の外見だけでなく、中身がさらに熱くて素晴らしい。 私は今まで、青汁で大成功し自分のことを王子と呼び脱税で捕まった変わった人 という認識でした。 前作の過去は変えられると本作でその認識は180度変わります。 今の日本で間違いなくトップ3に入る熱い気持ちを持ち外見も中身も両方カッコ良い経営者。 冷めた姿勢がカッコ良いという今の若い人たちの風潮を三崎優太氏は変えていくはずです。 引用:Amazon Amazonの販売ページはこちら 7.日本一わかりやすい ひとり社長の節税|田淵弘明 画像出典:Amazon 税理士兼Youtuberとして活躍されている田淵弘明氏による著書です。 動画内でも起業や経営における税金の基本的な内容がわかりやすく解説されているため、動画はあまり見ないという方は書籍でのインプットがよいでしょう。 起業や経営において税金・節税についての知識は必要不可欠であり、避けては通れません。 税金に関する本は数多くありますが、本書はタイトルにもある通り、とくにひとり社長などの小規模で事業をはじめたい方におすすめです。 読者の口コミ 節税に関心があったものの、日本の法人を使った節税周りのことはあまり詳しくなかったので買ってみました。 よい本だと思います。自分なりに考えていた節税テクニックがダメだったり、逆にこういう方法があるのか~という点で学びが多かったです。 文章もわかりやすいです。著者はYouTuberとのことで、おそらく人に伝えるのが上手いのだと思います。 「税金のことにあまり詳しくないけど、これから節税法を勉強してみたい」という1人会社or少人数の会社の経営者の人におすすめできる本だと思いました。 引用:Amazon Amazonの販売ページはこちら 8.7つの習慣 人格主義の回復|スティーブン・R・コヴィー 画像出典:Amazon 自己啓発本として世界的な名著ともいわれている、スティーブン・R・コヴィー氏の「7つの習慣」はすでに日本語訳の書籍が販売されていましたが、著者没後1年というタイミングで改めて再翻訳し、「完訳版」として刊行されました。 世界的ベストセラーというだけあり、日本国内でも240万部もの部数が発行され、書籍における影響力としては計り知れないものがあります。 その影響力や読者の母数の多さから、レビューは賛否両論といった印象ですが、作家、牧師、そして組織コンサルタントとして活躍された著書は、一度は読んでおきたい書籍のひとつといえるのではないでしょうか。 読者の口コミ 読まなければ、と思いながら数年経ち、やっと手に取った。 ボリュームの割に読みやすかった。 たくさんの事例とともに、シンプルなメッセージを繰り返し訴える。 引用:Amazon Amazonの販売ページはこちら 9.起業家はどこで選択を誤るのか|ノーム・ワッサーマン 画像出典:Amazon 著者のノーム・ワッサーマン氏は、起業家の研究を10年以上も続けるハーバード・ビジネススクール教授です。 起業家は、起業を意識した瞬間から選択の連続が続くうえ、その選択は起業後のビジネスへ大きな影響を及ぼすことがあります。 本書は起業家の研究を長年続けてきた著者が、「起業家が必ず陥る9つのジレンマ」として、起業における失敗の本質をまとめた一冊です。 研究者ならではのデータが詰め込まれた本書は説得力があり、起業をする前に読んでおきたい書籍といえます。 読者の口コミ 豊富なデータに基づく客観的な文章で起業家がぶつかるであろうポイントを分かりやすく解説している。特に第6章のエクイティの分割基準は必読。シェアの決定において考慮すべき項目が網羅されており、統計や事例も具体的な数値を含めて多数挙げられている。実際の場面でも大いに参考になった。 引用:Amazon Amazonの販売ページはこちら 10.ビジネスモデル・ナビゲーター|オリヴァー・ガスマン 画像出典:Amazon ビジネスモデルの成功パターンを55パターンに分類し、わかりやすくまとめた本書。 著者はスイス・ザンクトガレン大学の教授を務める、オリヴァー・ガスマン氏です。 前項でご紹介した著者の起業家の研究とは異なり、オリヴァー・ガスマン氏は「ビジネスモデル」を長年研究し続けています。 また、本書はビジネスモデルの紹介だけでなく、55パターンのビジネスモデルを参考にしながら、新たなビジネスモデルへ繋げるためのステップまでまとめられた、起業家におすすめの画期的な一冊となっています。 読者の口コミ 新規事業検討の際に教科書として使用しました。 新しい商品・サービスをビジネスにつなげるためのヒントが網羅されています。 勿論、この本を読んだだけで即ビジネス成功する訳ではありませんが、 まず最初に読むべき基本の教科書です。 引用:Amazon Amazonの販売ページはこちら 11.アイデアのつくり方|ジェームス・W・ヤング 画像出典:Amazon 原著の初版は1940年、改訂を挟みながら現代も起業家や経営者などから売れ続けているロングセラー書籍で、著者はアメリカ合衆国の実業家ジェームス・W・ヤング氏です。 Amazonが選定する「これだけは読んでおきたい オールタイムベスト ビジネス書100」に選ばれ、不朽の名著ともいわれています。 本書では、アイデアやひらめきを得るための手順を5つのステップに分け、簡潔にまとめられていますが、このステップをこなすには本書に書かれている基礎的な内容を繰り返し、習得する努力が必要です。 また、常日頃からアイデアを考える癖をつけている方や、アイデアやひらめきに優れている方にとっては物足りなさを感じるかもしれませんが、アイデアが乏しいと感じる方は気軽に読める本書がおすすめです。 読者の口コミ 思考の整理のヒントになります。 クリエイターなら知らずうちに皆やっていることだけど、シンプルにまとめられている良書です。 行き詰まった時、この本のプロセスのうち、どこで躓いているかを洗い出すと、解決の糸口になりそうです。 引用:Amazon Amazonの販売ページはこちら まとめ 今回は11冊ものビジネス関連書籍をご紹介しましたが、気になる一冊は見つけられたでしょうか。 普段は本を読むのが苦手だという方でも、興味のあることに関する書籍であれば、読んでみると意外と楽しんで読み進められたりするものです。 また、知識を蓄えることは今後の役に立つだけでなく、自信にも繋がります。 まずは気になった一冊を手に取ってみるとよいでしょう。 webマーケティングの基礎知識|特徴や施策をわかりやすく徹底解説 TOP > webマーケティングの基礎知識|特徴や施策をわかりやすく徹底解説 現代のビジネス展開において、webマーケティングは必須ともいえる知識のひとつです。 近年ではテレビや新聞などよりも、インターネットでの情報収集が主流になりつつあるため、WEBサイトやSNSなどを利用した広告の効果や重要性は非常に高まっています。 今回はwebマーケティングをよく知らないという方に向けて、他のマーケティングとの違いや施策についてわかりやすく解説をしていきますので、webマーケティングの第一歩として、ぜひ参考にしてみてください。 webマーケティングとは webマーケティングとは文字通り、インターネット(web)上のあらゆるコンテンツを利用して消費者の集客を行い、最終的に自社の利益へと繋げるための活動のことです。 新聞・雑誌広告やTVCM、テレアポやはがき・手紙でのアピールも「マーケティング」手法のひとつですが、これらはオフラインマーケティングに分類され、webマーケティングとは異なります。 すべてのマーケティングに共通しているのは、商品やサービスをより多く販売することが目的である点です。 冒頭でもお伝えしましたが「webマーケティング」は、インターネットでの情報収集が主流になりつつある現代においては、非常に有効的なマーケティング手法のひとつになります。 大まかなマーケティング手法は3種類 マーケティングには様々な手法があり、大まかに分類すると以下の3種類に分けられます。 マスマーケティング ダイレクトマーケティング ゲリラマーケティング webマーケティングは、これらのマーケティングの効果を高めるために利用する手段のひとつと考えるとよいでしょう。 マスマーケティング ターゲットを限定せず、不特定多数の消費者に対して行うマーケティングです。 テレビCMや新聞・雑誌広告、電車内の広告などが主流となっており、大量生産や大量販売を前提としてすべての人にメッセージを届けます。 食品や日用品、保険、化粧品など多くのサービスでマスマーケティングが行われていますが、コストが大きいため大企業が実践しているケースが多いマーケティング手法といえるでしょう。 ダイレクトマーケティング マスマーケティングとは異なり、定めたターゲットに対して企業と消費者間で直接コミュニケーションをとりながら行うマーケティングです。 郵便や電話・FAXによるダイレクトメールからはじまり、現在ではSNSやメッセージアプリ、メールなどが活用され、顧客との関係が築きやすいというメリットがあります。 また、IT環境の進化によってツールを利用した効果測定や分析ができるようになり、はじめから興味関心のあるユーザーに対して行う施策であるため、費用対効果が高く、現代においては欠かせないマーケティング手法のひとつです。 ダイレクトマーケティングの中でも、SNSやメッセージアプリ、メールなどを利用した手法は「webマーケティング」に当てはまります。 ゲリラマーケティング 型に囚われず、低コストで人の注目を集めるマーケティング手法を「ゲリラマーケティング」と呼びます。 一時インターネット上で流行したフラッシュモブや、インターネット・SNSなどでの「バズ」を狙った記事やつぶやきの投稿もゲリラマーケティングの一種です。 「販売」よりも「サービスや商品、企業を知ってもらう」「顧客との関係構築」という要素が強く、キャンペーンなどと組み合わせることによって、より高い効果を発揮します。 webマーケティングは、ゲリラマーケティングを効果的に行う手段のひとつです。 webマーケティングの特徴 ここまでマーケティングの分類や手段手法についてお伝えしましたが、あらゆるマーケティングの中でも、webマーケティングが注目を集めているのはなぜでしょうか。 webマーケティングは、ネット社会といわれている現代に適した「特徴」があります。 数値化による効果測定 スピード性 ローコストで関係構築 順番に説明をしていきますね。 1.数値化による効果測定 webマーケティングは、ITや通信環境が進化したことにより細かな分析ができるようになりました。 主にツールによって施策の効果や費用、売り上げなどをすべて数値化し、効果測定できるのがwebマーケティングの特徴でもありメリットです。 たとえばGoogleアナリティクスと呼ばれるツールは、アクセス解析やコンバージョン率、独自で設定したキャンペーンの効果検証などが無料で行えるため、webサイトを運営している多くの企業や個人でも利用されています。 また、営業活動を自動化できるMAツールも人気です。企業だけでなく個人の顧客に対しても有効的なツールで、コストが必要な反面、効率化においては大きく役立つツールといえます。 MAツールのおすすめ5社比較|MAツールでできることや選び方も徹底解説! 2.スピード性 web上が主な舞台であるwebマーケティングは、施策の決定から実行までがとてもスムーズで、施策の実行後も素早く顧客へ情報が行き渡るため、ほかのマーケティング手法よりもスピード感があります。 とくにSNSを活用したマーケティングでは拡散性が非常に高く、webサイトとSNSを組み合わせたマーケティングは効果的です。 3.ローコストで関係構築 TVCMや新聞・雑誌などで行うマスマーケティングは、一般的に費用が莫大となるケースが多く、テレビや新聞離れが進んでいる現代では、費用対効果を考えると予算の少ない企業ではなかなか実行しにくいかもしれません。 一方でweb上の広告は、オフライン広告と比べて安価で掲載できるため、予算の少ない企業や個人でも気軽にはじめられるのがメリットです。 また、広告から上手く顧客を誘導できれば関係構築にも繋がりやすいことから、コストパフォーマンスに優れています。 webマーケティングで重要となる3つの分析 webマーケティング施策は、主に以下3つのステップで決定していきます。 ターゲットの可視化 競合他社の調査 自社の強み・課題の把握 これら3つを利用した分析方法は「3C(市場・競合・自社)分析」とも呼ばれており、マーケティングのフレームワークとして広く認知されている手法です。 1.ターゲットの可視化 はじめに自社の商品やサービスがどのような顧客層に求められているのかを調査、分析します。 また、市場全体のトレンドなど、市場動向は常に把握しニーズの変化にも柔軟に対応できるように可視化しておくことも重要なポイントです。 2.競合他社の調査 次に競合他社がどのような戦略でマーケティングを実施しているのかを調査します。 競合他社のマーケティング戦略だけでなく、他社の強みや弱みを把握し、事業結果なども分析していくとよいでしょう。 競合他社と似通った戦略は避け、自社の長所を活かせるようなオリジナルの戦略を立てることが重要です。 3.自社の強み・課題の把握 ここまでの分析結果を用いて、自社の戦略を最適化する方法を思考します。 自社の分析では、競合他社の戦略と自社の戦略を徹底的に比較し、特徴や強み、弱みを改めて洗い出していくことが重要です。 施策を実行したあとも効果検証を行い、状況に応じて変更や改善を加えながら施策をブラッシュアップしてきましょう。 webマーケティングで用いられる施策3選 最後にwebマーケティングで用いられることの多い施策を3つご紹介します。 SNS web広告 SEO対策 どれも基本的な手法で取り入れやすいため、webマーケティングの第一歩として検討してみてください。 1.SNS FacebookやTwitterなどのSNS上に広告を配信する手法です。 広告の表示回数やクリック率などを常に収集し分析することや、顧客層によって配信先や広告内容を変えるなど細かな管理が必要となりますが、広告配信のコストは低く、すぐに広告配信ができます。 広告配信のほかにも、自社でアカウントを運用していくマーケティングも主流で、外注をしなければ費用は必要ないため、予算の少ない企業にもおすすめです。 2.web広告 web上にリスティング広告やアドネットワーク広告などを配信する手法です。 検索結果のページに表示される広告を「リスティング広告」、web上のあらゆるメディアにバナーやテキストなどで表示される広告を「アドネットワーク広告」と呼び、webマーケティングにおいては比較的即効性が高く、多くの事業で活用されています。 また、多くのユーザーにリーチできる可能性も高く、認知を広めたい場合におすすめです。 3.SEO対策 SEO対策は、GoogleやYahoo!の検索結果からのアクセス流入を狙う手法です。 検索結果の上位にコンテンツを表示させることで、ユーザー流入の増加を目指します。 webサイトを運営する事業においてSEO対策は必須といえるほど重要な施策であり、検索結果へ反映されるまでに時間を要するため即効性には欠けますが、長期的なユーザーの流入が見込めます。 web上マーケティングにおいては知っていて損はないテクニックのひとつといえるでしょう。 まとめ webマーケティングは、これまでマスマーケティングなどを主な手段としていた企業がwebマーケティングへの変更や追加導入をしているほど、注目されており有効的な施策です。 そもそもwebマーケティングが、自社の商品やサービスと上手く組み合わせられるかどうかは時間をかけて検討する必要がありますが、施策は今回ご紹介した3つ以外にも多数存在します。 まずは3C分析などの分析手法を活用し、どのような戦略が立てられるかを検討されてみてはいかがでしょうか。 【2022年最新】無料で使えるMAツール|BowNowとMauticについて解説 TOP > 【2022年最新】無料で使えるMAツール|BowNowとMauticについて解説 MAツールは顧客の一元管理や、個々の興味関心に合わせたマーケティングを自動で行える便利なツールです。 しかし、ツールの導入には少なからずコストがかかるため、なかなか導入まで踏み切れない企業も多いのではないでしょうか。 無料で利用できるMAツールの多くはサービスが終了していますが、現在でも利用できるものもあります。 そこで今回は、現在も無料で利用できるMAツール「BowNow」と「Mautic(オンプレミス型)」の2種類について詳しくご紹介します。 なお、有料ツールの比較については以下の記事をご覧ください。 MAツールのおすすめ5社比較|MAツールでできることや選び方も徹底解説! MAツールとは MA(マーケティングオートメーション)ツールはマーケティング活動を自動化し、効率よく顧客開拓や育成、顧客維持を行うためのツールです。 顧客情報の蓄積や分析、営業プロセスのシステム化など、マーケティング活動において大きなメリットが得られます。 ・顧客に合った方法 ・顧客に合ったコンテンツ ・最適なタイミング これらをすべて人の手で行うには、なかなか難しいところもあるため、MAツールを導入する企業は日本でも増えているようです。 無料のMAツールって実務で使えるの? 実務でももちろん利用はできますが、結論としては機能に物足りなさを感じる可能性があるというのが正直なところです。 基本的な機能はカバーされているので、「初めてMAツールを導入する」といった方にはおすすめできるでしょう。 ただし、有料ツールと比較すると、機能に制限が設けられていることも多いので、各社の機能についてはしっかりと把握しておく必要があるといえます。 無料のMAツールをずっと使い続けたいという方は選択肢が限られますが、今後有料ツールの導入も検討している方は、有料ツールのトライアル版を利用してみるのもひとつの手段です。 無料で使えるおすすめのMAツールは2社 冒頭でも触れましたが、無料で使い続けられるMAツールのほとんどは、サービスの提供が終了しています。 本稿でご紹介するのは「BowNow」と「Mautic(オンプレミス型)」の2種類です。 どちらも特徴的なメリットとデメリットがありますが、無料で使い続けるのであれば上記2社からの選択になると考えます。 ほかにも「salesautopilot」というツールもありますが、あくまでもトライアルに適している点や英語表記のみであるため、今回は除いています。 初めてのMAツールを無料で使うならBowNow BowNowは日本製のツールで、基本的には無料で使い続けることが可能です。 機能の必要性に応じて、好きなタイミングで課金し機能を追加していくスタイルのため、初めてツールを導入する企業や、無料での利用をベースとしてツールを導入したいと考えている企業には最適といえるでしょう。 また、BowNowは「低コスト」「使いやすい」「使いこなせる」を開発コンセプトとして作られたツールであり、複雑な設定を必要とせず初期費用も無料なため、これから専門部署を設置しようと考えている企業にもおすすめです。 BowNow(バウナウ)の基本機能 BowNowでは主に以下の機能が利用できます。 条件抽出 リード情報の登録・管理 企業情報の自動収集や分析 フォーム作成 リード育成活動の進捗管理(ABMテンプレート) 個人のCVやアクセスなどのログ管理 ファイルの管理 ダッシュボード など リード(顧客)はフリープランでも1000件まで登録可能で、1か月間の企業ログやユーザーログを閲覧できます。 課金によってSalesforceと連携できるほか、メール配信機能の追加や登録リード数の追加、ログ機能の期間解放など、自社の規模や活動範囲に合わせたカスタマイズが可能です。 スコアリング機能はついておらず、機能もUIもシンプルな点がBowNowの特徴といえます。 BowNowの公式サイト 無料MAツールのBowNowを導入するメリット BowNowを導入するメリットとしては、以下の3つが挙げられます。 初めてMAツールを利用する企業でも導入しやすい 機能に不足がなければ無料で使い続けられる 無駄な機能がなくシンプルで使いやすい とくにBowNowは日本製であるうえに、マニュアルサイトも用意されているので、安心して導入できるのではないでしょうか。 無料MAツールのBowNowを導入するデメリット 無料のMAツールとしてはメリットが大きいBowNowですが、デメリットとして考えられることも2つあります。 リード数やトラックできるPV数の超過分は従量課金 スコアリング機能がない(機能がシンプル) 上記の理由から、大規模な顧客数を抱えるような企業の場合は、敢えてBowNowを選ぶ必要はないかもしれません。その観点では、中小企業には適しているといえます。 有料プランに加入するとしても、5,000円・20,000円、30,000円と低コストで導入ができますが、企業の規模によっては機能面においても最初から有料ツールを導入したほうが、コストパフォーマンスがよいケースもあります。 自社で導入・設置ができるならMauticのオンプレミス型 Mauticは、自社でツールをサーバーにインストールし導入する「オンプレミス型」と、設定や導入が簡単な「クラウド型」の2タイプがあります。 以前までは、クラウド型も無料で利用ができたため人気を集めていましたが、クラウド型の無料サービスは残念ながら2018年に終了しました。(有料サービスは現在も利用できます) そこで現在も無料で使えるMAツールとして注目されているのがMauticの「オンプレミス型」です。 導入やサーバーの管理には手間がかかりますが、機能制限がないのが最大のメリットといえます。 Mautic(オンプレミス型)の公式サイト オンプレミス型とは オンプレミス型は、サーバーを自社で用意しMAツールをインストールするタイプのツールです。 サーバーの費用が必要となりますが、有料のMAツールや課金で機能を追加していくBowNowよりもコストパフォーマンスに優れています。 ホームページ作成と同様にレンタルサーバーにMauticをインストールするため、WordPressなどでのホームページ作成の経験がある方や、SMTPやPHPなどに関する最低限の知識があれば比較的スムーズに導入できるでしょう。 Mauticの基本機能 オンプレミス型のMauticでは、主に以下の機能が利用できます。 フォーム作成 スコアリング シナリオ作成 リード管理 企業情報やユーザー情報の自動収集・条件抽出 キャンペーンメールの作成・自動送信 ファイルの管理 ダッシュボード など Mautic(オンプレミス型)は導入さえできれば、他有料ツールと同等の機能が利用可能で、無料版による機能制限もありません。 しかし、機能の豊富さゆえに最初は難しく感じることもあるでしょう。 無料MAツールのMauticを導入するメリット オンプレミス型のMauticを導入するうえで考えられるメリットは、以下の3点です。 サーバー費用の負担のみで、十分な機能が利用できる クラウド型にありがちな遅延が少ない 追加費用が発生しない 低コストで、他社の有料ツールと同様の機能を利用し、お試しなどではなく本格的に導入したい方や、大規模な顧客を抱える企業にもおすすめできます。 無料MAツールのMauticを導入するデメリット なんとなく想像がつくかもしれませんが、オンプレミス型のMauticを導入するうえで考えられるデメリットは以下です。 他社ツールと比べると導入の手順が複雑 セキュリティ面の観点から、専用サーバーを設ける必要がある 高度な処理に耐えられるサーバーを用意する必要がある サーバーは、高負荷がかかってしまうと一時的にサーバーがダウンしてしまいます。 わかりやすいのは、ホームページにアクセスが集中した際に、一時的にアクセスできなくなってしまう現象です。 Mauticにおいてもセキュリティを考慮することや、高度な処理を行うことが多いため、Mautic専用の高スペックなサーバーを用意したほうがよいでしょう。 まとめ 今回は無料で利用できるMAツール「BowNow」とオンプレミス型の「Mautic」について詳しく解説しました。 初めてのMAツール導入で、シンプルな機能から使いはじめたい方は「BowNow」、導入が難しくてもコストパフォーマンスを重視し、本格的な機能を無料で使い続けたい方は「Mautic」がよいかと思います。 MAツールはマーケテイングに力を入れる企業において、大きな役割を果たしてくれる強力なツールです。 自社に必要な機能をピックアップし、自社に合ったツールを慎重に選ぶようにしましょう。 MAツールのおすすめ5社比較|MAツールでできることや選び方も徹底解説! TOP > MAツールのおすすめ5社比較|MAツールでできることや選び方も徹底解説! マーケティングにおいて大きな役割を担ってくれる「MAツール」ですが、MAツールには個々で備わっている細かな機能や特徴が異なるため、どのツールを導入すべきか決めかねている方もいるのではないでしょうか。 今回はMAツールを選ぶポイントや、大手企業でも導入されているMAツール5社を比較し、最適なツールをご提案します。 MAツールの導入がはじめてで何もわからないといった方や、ツールの導入を検討されている方はぜひ参考にしてみてください。 MAツール(マーケティングオートメーション)とは MAツールはマーケティングオートメーションのことであり、マーケティング活動を自動化させるためのツールです。 主に顧客情報を一元管理し、見込顧客の育成やマーケティング施策の分析などに使用して、マーケティングを自動・効率化します。 インターネットが普及している現代では、顧客ひとりひとりに合ったコミュニケーションを通じて、顧客満足度を向上させることが重要です。 そのためには、「顧客に合った方法」を利用して「顧客に合ったコンテンツ」を「最適なタイミング」で提供しなければなりません。 そこで役立つのがMAツールなのです。MAツールでできることについては次の項目でご紹介します。 MAツールの重要性 前述のように、現代のマーケティングでは以下の要素が重要となります。 ①顧客に合った方法 ②顧客に合ったコンテンツ ③最適なタイミング しかし、膨大な顧客を抱えている企業はもちろんのこと、今後多くの顧客を獲得していく企業にとって、これらを人力で行うには人的リソースだけでなく時間も要するため、なかなか難しいことであるといえます。 MAツールは上記3つの要素を自動化できるため、生産性の向上や効率化に役立ち、大きなメリットが得られるのです。 MAツールに備わっている主な機能 MAツールに備わっている主な機能としては、以下の8つが挙げられます。 顧客の蓄積・管理 キャンペーン管理 メール配信 社内アラート フォームなどの作成支援 コンテンツや広告のパーソナライズ 各種ツールとの連携 レポート作成 顧客の蓄積・管理 見込顧客の基本的な情報を蓄積・管理する機能です。 BtoBであれば企業の情報、BtoCであれば獲得経路などの情報を蓄積できるものもあり、属性が一目で確認できます。 キャンペーン管理 自社で条件を設定し、条件に当てはまる顧客にクーポンを提示するなど、見込顧客に合ったマーケティング施策を自動で実施してくれる機能です。 メール配信 メールの配信リストを作成したり、見込顧客に属性に合わせた配信のタイミングや内容を設定したりできる機能です。 また、メールの開封率や本文に設置したリンクのクリック率、コンバージョン率の集計もできます。 社内アラート 見込顧客のアクションに合わせて、営業担当者へアラートを配信する機能です。 ツールによっては、ビジネスチャットと連携できるものもあり、見込顧客への素早いアプローチが可能になります。 フォームなどの作成支援 ランディングページやフォームの作成を自社でできるように支援してくれる機能です。 外注をするとどうしても費用が嵩んでしまうので、自社で手軽に作成できるのは嬉しいですよね。 コンテンツや広告のパーソナライズ WEB上で表示させる広告やコンテンツを、ユーザーの属性に合わせて自動で判別し表示する機能です。 各種ツールとの連携 顧客管理ツールであるCRMや営業支援ツールのSFAと連携や統合を可能とする機能です。 これまで部署ごとに使用ツールを分けていた場合でも、MAツールと統合することで共通のデータが共有できるようになります。 また、MAツールによっては他社のツールやプログラムと連携が可能なAPI連携機能が備わっているものもあります。 レポート作成 ここまでご紹介した機能を利用した結果や、蓄積した情報をレポートとしてまとめられる機能です。レポーティングする項目をカスタマイズできるツールもあります。 また、レポート作成だけでなく、数値としてスコアリングできる機能もあります。 これらの機能は一例であり、ツールによってはその他の細かな機能がついていることもありますので、各ツールの機能をしっかりと確認して選ぶようにしましょう。 MAツールの選び方 前項でもお伝えしましたが、MAツールは販売している各社によって備わっている細かな機能が異なります。 MAツールの選び方において重要なポイントは以下の3つです。 BtoB・BtoCに合ったツールを選ぶ 使いやすさで選ぶ 必要な機能があるものを選ぶ MAツールにはBtoB向け、BtoC向け、両方で活用可能なものの3種類に分けられます。 また、MAツールの機能は豊富なため、使いこなせなければ意味がありません。自社に必要な機能が備わっているかをしっかりと確認したうえで、必要な機能に強みを持ったツールを選ぶとよいでしょう。 おすすめMAツール5選と各社比較 今回はMAツールの中でも有名なツール5社の比較と各社の特徴をご紹介します。 まずは以下の表をご覧ください。 ツール 費用 連携機能 BtoB/BtoC 統合型/特化型 MarketEngage 個別に見積もり CRMと連携可能 両方 統合型 SalesforcePardot 初期費用0円 150,000円~/月 Salesforce各種ツールと連携可能 BtoB 統合型 SATORI 初期費用300,000円 148,000円~/月 kintone、Salesforce等と連携可能 両方 特化型 ListFinder 初期費用100,000円 39,800円~/月 Salesforce、Sansanと連携可能 BtoB 特化型 Liny 初期費用49,800円 5000円~/月 LINE公式アカウントと連携可能 両方 特化型 「統合型・特化型」の項目を設けていますが、機能に網羅性のあるものを統合型、ある機能や目的に特化したものを特化型として分類しています。 ①MarketoEngage Adobeが提供するMarketoEngageは、ツールひとつでマーケテイング活動が完結できるのが特徴の統合型MAツールです。 アメリカで開発されたツールですが、日本語で対応が可能なサポート窓口があるため、はじめての導入でも安心感がありますね。 また、マーケティングだけでなく社内のオペレーションなどに関するアクションを設定することも可能なので、オペレーション改善にも役立てることができます。 PanasonicやFUJIFILM、ロート製薬、PASONAなど業種・業界に関係なく幅広い導入実績があるのも特徴です。 公式ホームページはこちら ②SalesforcePardot CRM、SFAとして有名なSalesforceが提供するMAツールです。 Salesforceの各種ツールと連携が可能で、連携によって営業に関わる商談管理までカバーできるため、部署間で使用するツールを統一することで、より顧客管理がしやすくなるのではないでしょうか。 また、顧客ごとに各スコアや行動履歴が表示されるといった確度の高いスコアリング機能がついているのも魅力です。 ただし、今回ご紹介しているMAツールの中では導入費用が高額なため、すでに顧客数の多い企業などにおすすめです。 公式ホームページはこちら ③SATORI SATORIはリード(見込顧客)の獲得支援、管理に特化したMAツールとなります。 実名顧客だけでなく、匿名顧客のデータをとることも可能な「アンノウンマーケティング機能」が搭載されているのが特徴的です。 kintone、Salesforcem、Salescloudといった各種システムとの連携に対応しており、日本語もカバーしていることから、使いやすさにも定評があるMAツールのひとるといえるでしょう。 公式ホームページはこちら ④List Finder ListFinderは月額費用39,000円から導入が可能で、コストを抑えられるのが特徴のMAツールです。 また、導入初期に活用コンサルタントが伴走し、サポートが無料で受けられるため、初めてMAツールを導入する企業にもおすすめできます。 各アクセス解析やPDF閲覧解析から、フォーム作成、名刺のデータ化代行機能なども備わっており、格安ながら初心者でも使いやすいツールといえます。 公式ホームページはこちら ⑤Liny 近年、マーケティングの手段としてよく利用されているLINE公式アカウントですが、LinyはLINE公式アカウントの運用効果の最大化に役立てられます。 特徴は月額5,000円~という価格設定と、LINEアカウントの運用に特化している点です。 顧客情報を自動で収集・スコアリングしたり、データに基づいたセグメント配信をしたりできるなど、機能も充実しています。 また、シンプルでわかりやすいインターフェイスでありながら、デザイン性に優れているため、楽しみながら作業ができるのではないでしょうか。 LINE公式アカウントの運用を行っている企業におすすめのMAツールです。 公式ホームページはこちら まとめ MAツールは導入費用が必要ですが、社内に浸透すればマーケティングの効率化に大きく役立つツールといえます。 また、人的リソースや時間的なコストの削減にも繋げられますので、ぜひ自社に合ったMAツールを探してみてはいかがでしょうか。 ART TRADE JAPANでは、超実践型営業研修制度「ART OF LIFE」を提供しています。 限られた時間で最大限の成果を出すための営業メソッド オンライン・オフラインを通じて「集客から販売まで」を徹底的に身につけながら収益を得て、それぞれの人生の目的を実現するためのハイレベルな営業研修制度です。 これまでART TRADE JAPANが営業代行で培ってきた実績を元に体系化し、完成したのがこの研修制度です。現場に寄り添い、実体験に基づいたもので、マインドセットからテクニックまで幅広く伝えています。 事業内容
【2022年最新版】起業家を目指す人におすすめしたい起業本11選! TOP > 【2022年最新版】起業家を目指す人におすすめしたい起業本11選! 成功している起業家や経営者の多くは、経験だけでなく書籍などを通じたインプットも行っています。 「あまり本を読んだことがない」「何から手に取ればよいかわからない」そのような方も多いのではないでしょうか。 そこで今回は、起業家を目指している方におすすめしたい本を11冊ピックアップしてご紹介します。 実体験によって確立された世界的経営者の考え方やノウハウ、現代の経営者・実業家による経験談、経営に必要な税金の知識まで網羅していますので、ぜひ書籍選びの参考にしてみてください。 起業家を目指す人におすすめしたい本11選 本稿でご紹介する本は、大まかに以下のポイントに着目してピックアップした11冊となります。 ・起業や経営において一度は読んでおきたい名著 ・税金や節税について学べる書籍 ・起業や経営において役立つ書籍(ノウハウや考え方など) 1.はじめの一歩を踏み出そう|マイケル・E・ガーバー 画像出典:Amazon 米国の成長企業500社ものCEOがNo.1として選んだといわれている、マイケル・W・ガーバー氏の名著です。 20年間という長期間に渡って得た経営コンサルティングの経験から、スモールビジネスにおける目標設定や人材・経営戦略、スモールビジネスの経営者が失敗しないためのノウハウを惜しみなく詰め込まれた一冊となっています。 読者の口コミ まだ事業を始める予定はありませんが、ゆくゆくは考えているので読んでみました。 自分の事業を始める時の考え方はまさに職人寄りでした。 きっとこの勢いで始めていたら失敗に終わったんだろうなと考えると、先に読んでおいてよかったと思いました。 資金を貯めて始める時に向けて、何度か読み直そうと思います。 引用:Amazon Amazonの販売ページはこちら 2.こんな僕でも社長になれた|家入一真 画像出典:Amazon 有名なレンタルサーバー「ロリポップ!」やクラウドファンディングの「CAMPFIRE」、ネットショップ作成サイトの「BASE」など数々の創設を手掛けてきた著者・家入一真氏のストーリーが語られた一冊です。 ビジネス書というよりはエッセイ寄りのラインナップですが、起業家として成功した人物のひとりを知れるため「難しい本を読むのは苦手」といった方にもおすすめできます。 読者の口コミ 成功する起業家は、一時期みなある意味、引きこもっていたという説を聞いたことがあります。 ユニクロの柳井さんも、若い頃は何もせず麻雀づけの毎日を過ごしていたと言いますし、エネルギーのある人はみな、孵化する前に一定の時間を必要とするのかもしれません。 長い人生、くすぶる時期は必ずあるものです。私はそんな時期に北野武の「浅草キッド」を読んで助けられました。 (この本は引きこもりの本ではありませんが、潜伏時期を過ごす作法として) 今の若い人なら、本書などは家入氏の歩みにとても勇気づけられるのではないかと思いました。 引用:Amazon Amazonの販売ページはこちら 3.SHOE DOG|フィル・ナイト 画像出典:Amazon ブランド力の高いスポーツ用品メーカー「NIKE」の創設者、フィル・ナイトの著書です。 自転車操業からの脱出や競合他社である「オニツカ」との関係、政府との闘いなどあらゆる困難を乗り越え、どのようにして世界的なブランドを創り上げてきたのかが分かる書籍となっています。 こちらも前項でご紹介した「こんな僕でも社長になれた」と同様、ノウハウというよりかは創設者ならではの人生といった内容ですが、自社の商品や事業に対する情熱は学ぶものがあるのではないでしょうか。 読者の口コミ 偉大なブランドの陰に大いなる歴史あり。 このNIKE誕生秘話はジェットコースターのような創業者の人生そのもので、とにかくその展開に引き込まれました。 そして起業家の持つ苦悩と喜びが伝わり、それを自分自身に重ねることで、転んでも立ち上がり、再び走り出す勇気をもらえた気がします。 日本と強い縁で結ばれた逸話や、偶然とは思えない数々のエピソードを知り、NIKEにさらに親近感が湧きました。この壮絶な物語と創業者の情熱がそうさせるのでしょうね。 ありがとうフィルナイト。 この創業時の情熱が消えない限り、最高のブランドであり続けると思えます。 引用:Amazon Amazonの販売ページはこちら 4.経営の教科書|新将明 画像出典:Amazon 著者の新将命氏は日本人でありながら”伝説の外資トップ”とも呼ばれており、日本コカ・コーラやジョンソン・エンド・ジョンソンなど複数のグローバル企業の社長職・副社長職を務めたほか、RIZAPグループの最高顧問に就任するなど、現在ではあらゆる企業のアドバイザーとして活躍されています。 本書は「経営の教科書」という名の通り、組織を率いる人物が知っておくべき30項目が著者の豊富な経験によってまとめられたビジネス書です。 「社長が担う仕事のうち全体の80%は業種や業界に関わらず、すべての経営に共通することである」として、経営の原理原則が学べる一冊となっています。 読者の口コミ 「教科書」とうたうだけあり、経営していく上での一連の抑えるべき勘所が一通り抑えられていると感じます。 一方で、この本を読んで経営ができるようになるとは思えないし(もちろんそもそも本を読んで経営できたら苦労はしない)、それは経営における歴戦の強者の著者の狙いでもないでしょう。 本書のオススメの使い方は、チェックリスト的な使い方です。 つまり、経営の実践や他の経営書をよんで深く理解していることを全体の関係性の中で少し俯瞰してみたいとき、経営していく上での思考の抜け漏れを把握したいときに使うということです。 ひとつひとつの論点はやや浅すぎる点もあると感じるので★はひとつ下げました。 引用:Amazon Amazonの販売ページはこちら 5.一勝九敗|柳井正 画像出典:Amazon 株式会社ファーストリテイリングは、人気アパレルチェーン店のユニクロやGUを傘下にもつ企業であり、著者の柳井正氏は株式会社ファーストリテイリングの創設者です。 著者自身の経験に基づいて、「起業家に必要なのは失敗に怯まずに進む精神力である」という言葉の本質的な意図が読みやすくまとめられています。 新事業の設立やM&Aに積極的でありながら、失敗を前提として進めてきた柳井正氏の経営における考え方や視点などは、これから起業する人たちにとって参考となることでしょう。 読者の口コミ 2つの点に関心した。まず文章がうまく、客観的に書かれていること。この手の自叙伝的な本は、自慢的な話が多く、文書が読みにくい(失礼!)ことが多いが、本書は自己の家庭のことから事業との関わりまで、読みやすい文書でまとめられているので、さらさら読めた。さらに、本書の出版が急成長したユニクロが急成長した後、陰りが見えたタイミングで書かれたことである。柳井さんは、本書を書いた理由について、「はじめに」の中で、「今、会社もぼくも大きな転換点にある。きちんとした形で何かを書き残すとしたら、今しかそのチャンスはないと思い、これまで自分がたどってきた道筋を振り返ってみることにした。」と書かれている。 300頁弱で読みやすいこともあり、是非一読をお勧めしたい。 引用:Amazon Amazonの販売ページはこちら 6.時を稼ぐ男|三崎優太 画像出典:Amazon 青汁王子として名を広めた著者・三崎優太氏によるビジネス書で、2021年12月に発売された新書です。 「青汁の販売」「インフルエンサー」「若手の起業家」のようなざっくりとしたイメージがあるかもしれませんが、現在はベンチャー企業への投資や資産運用、経営戦略、マーケティングなどの事業支援をメインとして活動されています。 本書はノウハウ要素もありますが、お金に対する考え方や、経営者としてのモチベーションの上げかた・保ちかたなど「自己啓発」の要素も込められており、著者の勢いや情熱が伝わる一冊です。 読者の口コミ 表面上の外見だけでなく、中身がさらに熱くて素晴らしい。 私は今まで、青汁で大成功し自分のことを王子と呼び脱税で捕まった変わった人 という認識でした。 前作の過去は変えられると本作でその認識は180度変わります。 今の日本で間違いなくトップ3に入る熱い気持ちを持ち外見も中身も両方カッコ良い経営者。 冷めた姿勢がカッコ良いという今の若い人たちの風潮を三崎優太氏は変えていくはずです。 引用:Amazon Amazonの販売ページはこちら 7.日本一わかりやすい ひとり社長の節税|田淵弘明 画像出典:Amazon 税理士兼Youtuberとして活躍されている田淵弘明氏による著書です。 動画内でも起業や経営における税金の基本的な内容がわかりやすく解説されているため、動画はあまり見ないという方は書籍でのインプットがよいでしょう。 起業や経営において税金・節税についての知識は必要不可欠であり、避けては通れません。 税金に関する本は数多くありますが、本書はタイトルにもある通り、とくにひとり社長などの小規模で事業をはじめたい方におすすめです。 読者の口コミ 節税に関心があったものの、日本の法人を使った節税周りのことはあまり詳しくなかったので買ってみました。 よい本だと思います。自分なりに考えていた節税テクニックがダメだったり、逆にこういう方法があるのか~という点で学びが多かったです。 文章もわかりやすいです。著者はYouTuberとのことで、おそらく人に伝えるのが上手いのだと思います。 「税金のことにあまり詳しくないけど、これから節税法を勉強してみたい」という1人会社or少人数の会社の経営者の人におすすめできる本だと思いました。 引用:Amazon Amazonの販売ページはこちら 8.7つの習慣 人格主義の回復|スティーブン・R・コヴィー 画像出典:Amazon 自己啓発本として世界的な名著ともいわれている、スティーブン・R・コヴィー氏の「7つの習慣」はすでに日本語訳の書籍が販売されていましたが、著者没後1年というタイミングで改めて再翻訳し、「完訳版」として刊行されました。 世界的ベストセラーというだけあり、日本国内でも240万部もの部数が発行され、書籍における影響力としては計り知れないものがあります。 その影響力や読者の母数の多さから、レビューは賛否両論といった印象ですが、作家、牧師、そして組織コンサルタントとして活躍された著書は、一度は読んでおきたい書籍のひとつといえるのではないでしょうか。 読者の口コミ 読まなければ、と思いながら数年経ち、やっと手に取った。 ボリュームの割に読みやすかった。 たくさんの事例とともに、シンプルなメッセージを繰り返し訴える。 引用:Amazon Amazonの販売ページはこちら 9.起業家はどこで選択を誤るのか|ノーム・ワッサーマン 画像出典:Amazon 著者のノーム・ワッサーマン氏は、起業家の研究を10年以上も続けるハーバード・ビジネススクール教授です。 起業家は、起業を意識した瞬間から選択の連続が続くうえ、その選択は起業後のビジネスへ大きな影響を及ぼすことがあります。 本書は起業家の研究を長年続けてきた著者が、「起業家が必ず陥る9つのジレンマ」として、起業における失敗の本質をまとめた一冊です。 研究者ならではのデータが詰め込まれた本書は説得力があり、起業をする前に読んでおきたい書籍といえます。 読者の口コミ 豊富なデータに基づく客観的な文章で起業家がぶつかるであろうポイントを分かりやすく解説している。特に第6章のエクイティの分割基準は必読。シェアの決定において考慮すべき項目が網羅されており、統計や事例も具体的な数値を含めて多数挙げられている。実際の場面でも大いに参考になった。 引用:Amazon Amazonの販売ページはこちら 10.ビジネスモデル・ナビゲーター|オリヴァー・ガスマン 画像出典:Amazon ビジネスモデルの成功パターンを55パターンに分類し、わかりやすくまとめた本書。 著者はスイス・ザンクトガレン大学の教授を務める、オリヴァー・ガスマン氏です。 前項でご紹介した著者の起業家の研究とは異なり、オリヴァー・ガスマン氏は「ビジネスモデル」を長年研究し続けています。 また、本書はビジネスモデルの紹介だけでなく、55パターンのビジネスモデルを参考にしながら、新たなビジネスモデルへ繋げるためのステップまでまとめられた、起業家におすすめの画期的な一冊となっています。 読者の口コミ 新規事業検討の際に教科書として使用しました。 新しい商品・サービスをビジネスにつなげるためのヒントが網羅されています。 勿論、この本を読んだだけで即ビジネス成功する訳ではありませんが、 まず最初に読むべき基本の教科書です。 引用:Amazon Amazonの販売ページはこちら 11.アイデアのつくり方|ジェームス・W・ヤング 画像出典:Amazon 原著の初版は1940年、改訂を挟みながら現代も起業家や経営者などから売れ続けているロングセラー書籍で、著者はアメリカ合衆国の実業家ジェームス・W・ヤング氏です。 Amazonが選定する「これだけは読んでおきたい オールタイムベスト ビジネス書100」に選ばれ、不朽の名著ともいわれています。 本書では、アイデアやひらめきを得るための手順を5つのステップに分け、簡潔にまとめられていますが、このステップをこなすには本書に書かれている基礎的な内容を繰り返し、習得する努力が必要です。 また、常日頃からアイデアを考える癖をつけている方や、アイデアやひらめきに優れている方にとっては物足りなさを感じるかもしれませんが、アイデアが乏しいと感じる方は気軽に読める本書がおすすめです。 読者の口コミ 思考の整理のヒントになります。 クリエイターなら知らずうちに皆やっていることだけど、シンプルにまとめられている良書です。 行き詰まった時、この本のプロセスのうち、どこで躓いているかを洗い出すと、解決の糸口になりそうです。 引用:Amazon Amazonの販売ページはこちら まとめ 今回は11冊ものビジネス関連書籍をご紹介しましたが、気になる一冊は見つけられたでしょうか。 普段は本を読むのが苦手だという方でも、興味のあることに関する書籍であれば、読んでみると意外と楽しんで読み進められたりするものです。 また、知識を蓄えることは今後の役に立つだけでなく、自信にも繋がります。 まずは気になった一冊を手に取ってみるとよいでしょう。 webマーケティングの基礎知識|特徴や施策をわかりやすく徹底解説 TOP > webマーケティングの基礎知識|特徴や施策をわかりやすく徹底解説 現代のビジネス展開において、webマーケティングは必須ともいえる知識のひとつです。 近年ではテレビや新聞などよりも、インターネットでの情報収集が主流になりつつあるため、WEBサイトやSNSなどを利用した広告の効果や重要性は非常に高まっています。 今回はwebマーケティングをよく知らないという方に向けて、他のマーケティングとの違いや施策についてわかりやすく解説をしていきますので、webマーケティングの第一歩として、ぜひ参考にしてみてください。 webマーケティングとは webマーケティングとは文字通り、インターネット(web)上のあらゆるコンテンツを利用して消費者の集客を行い、最終的に自社の利益へと繋げるための活動のことです。 新聞・雑誌広告やTVCM、テレアポやはがき・手紙でのアピールも「マーケティング」手法のひとつですが、これらはオフラインマーケティングに分類され、webマーケティングとは異なります。 すべてのマーケティングに共通しているのは、商品やサービスをより多く販売することが目的である点です。 冒頭でもお伝えしましたが「webマーケティング」は、インターネットでの情報収集が主流になりつつある現代においては、非常に有効的なマーケティング手法のひとつになります。 大まかなマーケティング手法は3種類 マーケティングには様々な手法があり、大まかに分類すると以下の3種類に分けられます。 マスマーケティング ダイレクトマーケティング ゲリラマーケティング webマーケティングは、これらのマーケティングの効果を高めるために利用する手段のひとつと考えるとよいでしょう。 マスマーケティング ターゲットを限定せず、不特定多数の消費者に対して行うマーケティングです。 テレビCMや新聞・雑誌広告、電車内の広告などが主流となっており、大量生産や大量販売を前提としてすべての人にメッセージを届けます。 食品や日用品、保険、化粧品など多くのサービスでマスマーケティングが行われていますが、コストが大きいため大企業が実践しているケースが多いマーケティング手法といえるでしょう。 ダイレクトマーケティング マスマーケティングとは異なり、定めたターゲットに対して企業と消費者間で直接コミュニケーションをとりながら行うマーケティングです。 郵便や電話・FAXによるダイレクトメールからはじまり、現在ではSNSやメッセージアプリ、メールなどが活用され、顧客との関係が築きやすいというメリットがあります。 また、IT環境の進化によってツールを利用した効果測定や分析ができるようになり、はじめから興味関心のあるユーザーに対して行う施策であるため、費用対効果が高く、現代においては欠かせないマーケティング手法のひとつです。 ダイレクトマーケティングの中でも、SNSやメッセージアプリ、メールなどを利用した手法は「webマーケティング」に当てはまります。 ゲリラマーケティング 型に囚われず、低コストで人の注目を集めるマーケティング手法を「ゲリラマーケティング」と呼びます。 一時インターネット上で流行したフラッシュモブや、インターネット・SNSなどでの「バズ」を狙った記事やつぶやきの投稿もゲリラマーケティングの一種です。 「販売」よりも「サービスや商品、企業を知ってもらう」「顧客との関係構築」という要素が強く、キャンペーンなどと組み合わせることによって、より高い効果を発揮します。 webマーケティングは、ゲリラマーケティングを効果的に行う手段のひとつです。 webマーケティングの特徴 ここまでマーケティングの分類や手段手法についてお伝えしましたが、あらゆるマーケティングの中でも、webマーケティングが注目を集めているのはなぜでしょうか。 webマーケティングは、ネット社会といわれている現代に適した「特徴」があります。 数値化による効果測定 スピード性 ローコストで関係構築 順番に説明をしていきますね。 1.数値化による効果測定 webマーケティングは、ITや通信環境が進化したことにより細かな分析ができるようになりました。 主にツールによって施策の効果や費用、売り上げなどをすべて数値化し、効果測定できるのがwebマーケティングの特徴でもありメリットです。 たとえばGoogleアナリティクスと呼ばれるツールは、アクセス解析やコンバージョン率、独自で設定したキャンペーンの効果検証などが無料で行えるため、webサイトを運営している多くの企業や個人でも利用されています。 また、営業活動を自動化できるMAツールも人気です。企業だけでなく個人の顧客に対しても有効的なツールで、コストが必要な反面、効率化においては大きく役立つツールといえます。 MAツールのおすすめ5社比較|MAツールでできることや選び方も徹底解説! 2.スピード性 web上が主な舞台であるwebマーケティングは、施策の決定から実行までがとてもスムーズで、施策の実行後も素早く顧客へ情報が行き渡るため、ほかのマーケティング手法よりもスピード感があります。 とくにSNSを活用したマーケティングでは拡散性が非常に高く、webサイトとSNSを組み合わせたマーケティングは効果的です。 3.ローコストで関係構築 TVCMや新聞・雑誌などで行うマスマーケティングは、一般的に費用が莫大となるケースが多く、テレビや新聞離れが進んでいる現代では、費用対効果を考えると予算の少ない企業ではなかなか実行しにくいかもしれません。 一方でweb上の広告は、オフライン広告と比べて安価で掲載できるため、予算の少ない企業や個人でも気軽にはじめられるのがメリットです。 また、広告から上手く顧客を誘導できれば関係構築にも繋がりやすいことから、コストパフォーマンスに優れています。 webマーケティングで重要となる3つの分析 webマーケティング施策は、主に以下3つのステップで決定していきます。 ターゲットの可視化 競合他社の調査 自社の強み・課題の把握 これら3つを利用した分析方法は「3C(市場・競合・自社)分析」とも呼ばれており、マーケティングのフレームワークとして広く認知されている手法です。 1.ターゲットの可視化 はじめに自社の商品やサービスがどのような顧客層に求められているのかを調査、分析します。 また、市場全体のトレンドなど、市場動向は常に把握しニーズの変化にも柔軟に対応できるように可視化しておくことも重要なポイントです。 2.競合他社の調査 次に競合他社がどのような戦略でマーケティングを実施しているのかを調査します。 競合他社のマーケティング戦略だけでなく、他社の強みや弱みを把握し、事業結果なども分析していくとよいでしょう。 競合他社と似通った戦略は避け、自社の長所を活かせるようなオリジナルの戦略を立てることが重要です。 3.自社の強み・課題の把握 ここまでの分析結果を用いて、自社の戦略を最適化する方法を思考します。 自社の分析では、競合他社の戦略と自社の戦略を徹底的に比較し、特徴や強み、弱みを改めて洗い出していくことが重要です。 施策を実行したあとも効果検証を行い、状況に応じて変更や改善を加えながら施策をブラッシュアップしてきましょう。 webマーケティングで用いられる施策3選 最後にwebマーケティングで用いられることの多い施策を3つご紹介します。 SNS web広告 SEO対策 どれも基本的な手法で取り入れやすいため、webマーケティングの第一歩として検討してみてください。 1.SNS FacebookやTwitterなどのSNS上に広告を配信する手法です。 広告の表示回数やクリック率などを常に収集し分析することや、顧客層によって配信先や広告内容を変えるなど細かな管理が必要となりますが、広告配信のコストは低く、すぐに広告配信ができます。 広告配信のほかにも、自社でアカウントを運用していくマーケティングも主流で、外注をしなければ費用は必要ないため、予算の少ない企業にもおすすめです。 2.web広告 web上にリスティング広告やアドネットワーク広告などを配信する手法です。 検索結果のページに表示される広告を「リスティング広告」、web上のあらゆるメディアにバナーやテキストなどで表示される広告を「アドネットワーク広告」と呼び、webマーケティングにおいては比較的即効性が高く、多くの事業で活用されています。 また、多くのユーザーにリーチできる可能性も高く、認知を広めたい場合におすすめです。 3.SEO対策 SEO対策は、GoogleやYahoo!の検索結果からのアクセス流入を狙う手法です。 検索結果の上位にコンテンツを表示させることで、ユーザー流入の増加を目指します。 webサイトを運営する事業においてSEO対策は必須といえるほど重要な施策であり、検索結果へ反映されるまでに時間を要するため即効性には欠けますが、長期的なユーザーの流入が見込めます。 web上マーケティングにおいては知っていて損はないテクニックのひとつといえるでしょう。 まとめ webマーケティングは、これまでマスマーケティングなどを主な手段としていた企業がwebマーケティングへの変更や追加導入をしているほど、注目されており有効的な施策です。 そもそもwebマーケティングが、自社の商品やサービスと上手く組み合わせられるかどうかは時間をかけて検討する必要がありますが、施策は今回ご紹介した3つ以外にも多数存在します。 まずは3C分析などの分析手法を活用し、どのような戦略が立てられるかを検討されてみてはいかがでしょうか。 【2022年最新】無料で使えるMAツール|BowNowとMauticについて解説 TOP > 【2022年最新】無料で使えるMAツール|BowNowとMauticについて解説 MAツールは顧客の一元管理や、個々の興味関心に合わせたマーケティングを自動で行える便利なツールです。 しかし、ツールの導入には少なからずコストがかかるため、なかなか導入まで踏み切れない企業も多いのではないでしょうか。 無料で利用できるMAツールの多くはサービスが終了していますが、現在でも利用できるものもあります。 そこで今回は、現在も無料で利用できるMAツール「BowNow」と「Mautic(オンプレミス型)」の2種類について詳しくご紹介します。 なお、有料ツールの比較については以下の記事をご覧ください。 MAツールのおすすめ5社比較|MAツールでできることや選び方も徹底解説! MAツールとは MA(マーケティングオートメーション)ツールはマーケティング活動を自動化し、効率よく顧客開拓や育成、顧客維持を行うためのツールです。 顧客情報の蓄積や分析、営業プロセスのシステム化など、マーケティング活動において大きなメリットが得られます。 ・顧客に合った方法 ・顧客に合ったコンテンツ ・最適なタイミング これらをすべて人の手で行うには、なかなか難しいところもあるため、MAツールを導入する企業は日本でも増えているようです。 無料のMAツールって実務で使えるの? 実務でももちろん利用はできますが、結論としては機能に物足りなさを感じる可能性があるというのが正直なところです。 基本的な機能はカバーされているので、「初めてMAツールを導入する」といった方にはおすすめできるでしょう。 ただし、有料ツールと比較すると、機能に制限が設けられていることも多いので、各社の機能についてはしっかりと把握しておく必要があるといえます。 無料のMAツールをずっと使い続けたいという方は選択肢が限られますが、今後有料ツールの導入も検討している方は、有料ツールのトライアル版を利用してみるのもひとつの手段です。 無料で使えるおすすめのMAツールは2社 冒頭でも触れましたが、無料で使い続けられるMAツールのほとんどは、サービスの提供が終了しています。 本稿でご紹介するのは「BowNow」と「Mautic(オンプレミス型)」の2種類です。 どちらも特徴的なメリットとデメリットがありますが、無料で使い続けるのであれば上記2社からの選択になると考えます。 ほかにも「salesautopilot」というツールもありますが、あくまでもトライアルに適している点や英語表記のみであるため、今回は除いています。 初めてのMAツールを無料で使うならBowNow BowNowは日本製のツールで、基本的には無料で使い続けることが可能です。 機能の必要性に応じて、好きなタイミングで課金し機能を追加していくスタイルのため、初めてツールを導入する企業や、無料での利用をベースとしてツールを導入したいと考えている企業には最適といえるでしょう。 また、BowNowは「低コスト」「使いやすい」「使いこなせる」を開発コンセプトとして作られたツールであり、複雑な設定を必要とせず初期費用も無料なため、これから専門部署を設置しようと考えている企業にもおすすめです。 BowNow(バウナウ)の基本機能 BowNowでは主に以下の機能が利用できます。 条件抽出 リード情報の登録・管理 企業情報の自動収集や分析 フォーム作成 リード育成活動の進捗管理(ABMテンプレート) 個人のCVやアクセスなどのログ管理 ファイルの管理 ダッシュボード など リード(顧客)はフリープランでも1000件まで登録可能で、1か月間の企業ログやユーザーログを閲覧できます。 課金によってSalesforceと連携できるほか、メール配信機能の追加や登録リード数の追加、ログ機能の期間解放など、自社の規模や活動範囲に合わせたカスタマイズが可能です。 スコアリング機能はついておらず、機能もUIもシンプルな点がBowNowの特徴といえます。 BowNowの公式サイト 無料MAツールのBowNowを導入するメリット BowNowを導入するメリットとしては、以下の3つが挙げられます。 初めてMAツールを利用する企業でも導入しやすい 機能に不足がなければ無料で使い続けられる 無駄な機能がなくシンプルで使いやすい とくにBowNowは日本製であるうえに、マニュアルサイトも用意されているので、安心して導入できるのではないでしょうか。 無料MAツールのBowNowを導入するデメリット 無料のMAツールとしてはメリットが大きいBowNowですが、デメリットとして考えられることも2つあります。 リード数やトラックできるPV数の超過分は従量課金 スコアリング機能がない(機能がシンプル) 上記の理由から、大規模な顧客数を抱えるような企業の場合は、敢えてBowNowを選ぶ必要はないかもしれません。その観点では、中小企業には適しているといえます。 有料プランに加入するとしても、5,000円・20,000円、30,000円と低コストで導入ができますが、企業の規模によっては機能面においても最初から有料ツールを導入したほうが、コストパフォーマンスがよいケースもあります。 自社で導入・設置ができるならMauticのオンプレミス型 Mauticは、自社でツールをサーバーにインストールし導入する「オンプレミス型」と、設定や導入が簡単な「クラウド型」の2タイプがあります。 以前までは、クラウド型も無料で利用ができたため人気を集めていましたが、クラウド型の無料サービスは残念ながら2018年に終了しました。(有料サービスは現在も利用できます) そこで現在も無料で使えるMAツールとして注目されているのがMauticの「オンプレミス型」です。 導入やサーバーの管理には手間がかかりますが、機能制限がないのが最大のメリットといえます。 Mautic(オンプレミス型)の公式サイト オンプレミス型とは オンプレミス型は、サーバーを自社で用意しMAツールをインストールするタイプのツールです。 サーバーの費用が必要となりますが、有料のMAツールや課金で機能を追加していくBowNowよりもコストパフォーマンスに優れています。 ホームページ作成と同様にレンタルサーバーにMauticをインストールするため、WordPressなどでのホームページ作成の経験がある方や、SMTPやPHPなどに関する最低限の知識があれば比較的スムーズに導入できるでしょう。 Mauticの基本機能 オンプレミス型のMauticでは、主に以下の機能が利用できます。 フォーム作成 スコアリング シナリオ作成 リード管理 企業情報やユーザー情報の自動収集・条件抽出 キャンペーンメールの作成・自動送信 ファイルの管理 ダッシュボード など Mautic(オンプレミス型)は導入さえできれば、他有料ツールと同等の機能が利用可能で、無料版による機能制限もありません。 しかし、機能の豊富さゆえに最初は難しく感じることもあるでしょう。 無料MAツールのMauticを導入するメリット オンプレミス型のMauticを導入するうえで考えられるメリットは、以下の3点です。 サーバー費用の負担のみで、十分な機能が利用できる クラウド型にありがちな遅延が少ない 追加費用が発生しない 低コストで、他社の有料ツールと同様の機能を利用し、お試しなどではなく本格的に導入したい方や、大規模な顧客を抱える企業にもおすすめできます。 無料MAツールのMauticを導入するデメリット なんとなく想像がつくかもしれませんが、オンプレミス型のMauticを導入するうえで考えられるデメリットは以下です。 他社ツールと比べると導入の手順が複雑 セキュリティ面の観点から、専用サーバーを設ける必要がある 高度な処理に耐えられるサーバーを用意する必要がある サーバーは、高負荷がかかってしまうと一時的にサーバーがダウンしてしまいます。 わかりやすいのは、ホームページにアクセスが集中した際に、一時的にアクセスできなくなってしまう現象です。 Mauticにおいてもセキュリティを考慮することや、高度な処理を行うことが多いため、Mautic専用の高スペックなサーバーを用意したほうがよいでしょう。 まとめ 今回は無料で利用できるMAツール「BowNow」とオンプレミス型の「Mautic」について詳しく解説しました。 初めてのMAツール導入で、シンプルな機能から使いはじめたい方は「BowNow」、導入が難しくてもコストパフォーマンスを重視し、本格的な機能を無料で使い続けたい方は「Mautic」がよいかと思います。 MAツールはマーケテイングに力を入れる企業において、大きな役割を果たしてくれる強力なツールです。 自社に必要な機能をピックアップし、自社に合ったツールを慎重に選ぶようにしましょう。 MAツールのおすすめ5社比較|MAツールでできることや選び方も徹底解説! TOP > MAツールのおすすめ5社比較|MAツールでできることや選び方も徹底解説! マーケティングにおいて大きな役割を担ってくれる「MAツール」ですが、MAツールには個々で備わっている細かな機能や特徴が異なるため、どのツールを導入すべきか決めかねている方もいるのではないでしょうか。 今回はMAツールを選ぶポイントや、大手企業でも導入されているMAツール5社を比較し、最適なツールをご提案します。 MAツールの導入がはじめてで何もわからないといった方や、ツールの導入を検討されている方はぜひ参考にしてみてください。 MAツール(マーケティングオートメーション)とは MAツールはマーケティングオートメーションのことであり、マーケティング活動を自動化させるためのツールです。 主に顧客情報を一元管理し、見込顧客の育成やマーケティング施策の分析などに使用して、マーケティングを自動・効率化します。 インターネットが普及している現代では、顧客ひとりひとりに合ったコミュニケーションを通じて、顧客満足度を向上させることが重要です。 そのためには、「顧客に合った方法」を利用して「顧客に合ったコンテンツ」を「最適なタイミング」で提供しなければなりません。 そこで役立つのがMAツールなのです。MAツールでできることについては次の項目でご紹介します。 MAツールの重要性 前述のように、現代のマーケティングでは以下の要素が重要となります。 ①顧客に合った方法 ②顧客に合ったコンテンツ ③最適なタイミング しかし、膨大な顧客を抱えている企業はもちろんのこと、今後多くの顧客を獲得していく企業にとって、これらを人力で行うには人的リソースだけでなく時間も要するため、なかなか難しいことであるといえます。 MAツールは上記3つの要素を自動化できるため、生産性の向上や効率化に役立ち、大きなメリットが得られるのです。 MAツールに備わっている主な機能 MAツールに備わっている主な機能としては、以下の8つが挙げられます。 顧客の蓄積・管理 キャンペーン管理 メール配信 社内アラート フォームなどの作成支援 コンテンツや広告のパーソナライズ 各種ツールとの連携 レポート作成 顧客の蓄積・管理 見込顧客の基本的な情報を蓄積・管理する機能です。 BtoBであれば企業の情報、BtoCであれば獲得経路などの情報を蓄積できるものもあり、属性が一目で確認できます。 キャンペーン管理 自社で条件を設定し、条件に当てはまる顧客にクーポンを提示するなど、見込顧客に合ったマーケティング施策を自動で実施してくれる機能です。 メール配信 メールの配信リストを作成したり、見込顧客に属性に合わせた配信のタイミングや内容を設定したりできる機能です。 また、メールの開封率や本文に設置したリンクのクリック率、コンバージョン率の集計もできます。 社内アラート 見込顧客のアクションに合わせて、営業担当者へアラートを配信する機能です。 ツールによっては、ビジネスチャットと連携できるものもあり、見込顧客への素早いアプローチが可能になります。 フォームなどの作成支援 ランディングページやフォームの作成を自社でできるように支援してくれる機能です。 外注をするとどうしても費用が嵩んでしまうので、自社で手軽に作成できるのは嬉しいですよね。 コンテンツや広告のパーソナライズ WEB上で表示させる広告やコンテンツを、ユーザーの属性に合わせて自動で判別し表示する機能です。 各種ツールとの連携 顧客管理ツールであるCRMや営業支援ツールのSFAと連携や統合を可能とする機能です。 これまで部署ごとに使用ツールを分けていた場合でも、MAツールと統合することで共通のデータが共有できるようになります。 また、MAツールによっては他社のツールやプログラムと連携が可能なAPI連携機能が備わっているものもあります。 レポート作成 ここまでご紹介した機能を利用した結果や、蓄積した情報をレポートとしてまとめられる機能です。レポーティングする項目をカスタマイズできるツールもあります。 また、レポート作成だけでなく、数値としてスコアリングできる機能もあります。 これらの機能は一例であり、ツールによってはその他の細かな機能がついていることもありますので、各ツールの機能をしっかりと確認して選ぶようにしましょう。 MAツールの選び方 前項でもお伝えしましたが、MAツールは販売している各社によって備わっている細かな機能が異なります。 MAツールの選び方において重要なポイントは以下の3つです。 BtoB・BtoCに合ったツールを選ぶ 使いやすさで選ぶ 必要な機能があるものを選ぶ MAツールにはBtoB向け、BtoC向け、両方で活用可能なものの3種類に分けられます。 また、MAツールの機能は豊富なため、使いこなせなければ意味がありません。自社に必要な機能が備わっているかをしっかりと確認したうえで、必要な機能に強みを持ったツールを選ぶとよいでしょう。 おすすめMAツール5選と各社比較 今回はMAツールの中でも有名なツール5社の比較と各社の特徴をご紹介します。 まずは以下の表をご覧ください。 ツール 費用 連携機能 BtoB/BtoC 統合型/特化型 MarketEngage 個別に見積もり CRMと連携可能 両方 統合型 SalesforcePardot 初期費用0円 150,000円~/月 Salesforce各種ツールと連携可能 BtoB 統合型 SATORI 初期費用300,000円 148,000円~/月 kintone、Salesforce等と連携可能 両方 特化型 ListFinder 初期費用100,000円 39,800円~/月 Salesforce、Sansanと連携可能 BtoB 特化型 Liny 初期費用49,800円 5000円~/月 LINE公式アカウントと連携可能 両方 特化型 「統合型・特化型」の項目を設けていますが、機能に網羅性のあるものを統合型、ある機能や目的に特化したものを特化型として分類しています。 ①MarketoEngage Adobeが提供するMarketoEngageは、ツールひとつでマーケテイング活動が完結できるのが特徴の統合型MAツールです。 アメリカで開発されたツールですが、日本語で対応が可能なサポート窓口があるため、はじめての導入でも安心感がありますね。 また、マーケティングだけでなく社内のオペレーションなどに関するアクションを設定することも可能なので、オペレーション改善にも役立てることができます。 PanasonicやFUJIFILM、ロート製薬、PASONAなど業種・業界に関係なく幅広い導入実績があるのも特徴です。 公式ホームページはこちら ②SalesforcePardot CRM、SFAとして有名なSalesforceが提供するMAツールです。 Salesforceの各種ツールと連携が可能で、連携によって営業に関わる商談管理までカバーできるため、部署間で使用するツールを統一することで、より顧客管理がしやすくなるのではないでしょうか。 また、顧客ごとに各スコアや行動履歴が表示されるといった確度の高いスコアリング機能がついているのも魅力です。 ただし、今回ご紹介しているMAツールの中では導入費用が高額なため、すでに顧客数の多い企業などにおすすめです。 公式ホームページはこちら ③SATORI SATORIはリード(見込顧客)の獲得支援、管理に特化したMAツールとなります。 実名顧客だけでなく、匿名顧客のデータをとることも可能な「アンノウンマーケティング機能」が搭載されているのが特徴的です。 kintone、Salesforcem、Salescloudといった各種システムとの連携に対応しており、日本語もカバーしていることから、使いやすさにも定評があるMAツールのひとるといえるでしょう。 公式ホームページはこちら ④List Finder ListFinderは月額費用39,000円から導入が可能で、コストを抑えられるのが特徴のMAツールです。 また、導入初期に活用コンサルタントが伴走し、サポートが無料で受けられるため、初めてMAツールを導入する企業にもおすすめできます。 各アクセス解析やPDF閲覧解析から、フォーム作成、名刺のデータ化代行機能なども備わっており、格安ながら初心者でも使いやすいツールといえます。 公式ホームページはこちら ⑤Liny 近年、マーケティングの手段としてよく利用されているLINE公式アカウントですが、LinyはLINE公式アカウントの運用効果の最大化に役立てられます。 特徴は月額5,000円~という価格設定と、LINEアカウントの運用に特化している点です。 顧客情報を自動で収集・スコアリングしたり、データに基づいたセグメント配信をしたりできるなど、機能も充実しています。 また、シンプルでわかりやすいインターフェイスでありながら、デザイン性に優れているため、楽しみながら作業ができるのではないでしょうか。 LINE公式アカウントの運用を行っている企業におすすめのMAツールです。 公式ホームページはこちら まとめ MAツールは導入費用が必要ですが、社内に浸透すればマーケティングの効率化に大きく役立つツールといえます。 また、人的リソースや時間的なコストの削減にも繋げられますので、ぜひ自社に合ったMAツールを探してみてはいかがでしょうか。 ART TRADE JAPANでは、超実践型営業研修制度「ART OF LIFE」を提供しています。 限られた時間で最大限の成果を出すための営業メソッド オンライン・オフラインを通じて「集客から販売まで」を徹底的に身につけながら収益を得て、それぞれの人生の目的を実現するためのハイレベルな営業研修制度です。 これまでART TRADE JAPANが営業代行で培ってきた実績を元に体系化し、完成したのがこの研修制度です。現場に寄り添い、実体験に基づいたもので、マインドセットからテクニックまで幅広く伝えています。 事業内容
webマーケティングの基礎知識|特徴や施策をわかりやすく徹底解説 TOP > webマーケティングの基礎知識|特徴や施策をわかりやすく徹底解説 現代のビジネス展開において、webマーケティングは必須ともいえる知識のひとつです。 近年ではテレビや新聞などよりも、インターネットでの情報収集が主流になりつつあるため、WEBサイトやSNSなどを利用した広告の効果や重要性は非常に高まっています。 今回はwebマーケティングをよく知らないという方に向けて、他のマーケティングとの違いや施策についてわかりやすく解説をしていきますので、webマーケティングの第一歩として、ぜひ参考にしてみてください。 webマーケティングとは webマーケティングとは文字通り、インターネット(web)上のあらゆるコンテンツを利用して消費者の集客を行い、最終的に自社の利益へと繋げるための活動のことです。 新聞・雑誌広告やTVCM、テレアポやはがき・手紙でのアピールも「マーケティング」手法のひとつですが、これらはオフラインマーケティングに分類され、webマーケティングとは異なります。 すべてのマーケティングに共通しているのは、商品やサービスをより多く販売することが目的である点です。 冒頭でもお伝えしましたが「webマーケティング」は、インターネットでの情報収集が主流になりつつある現代においては、非常に有効的なマーケティング手法のひとつになります。 大まかなマーケティング手法は3種類 マーケティングには様々な手法があり、大まかに分類すると以下の3種類に分けられます。 マスマーケティング ダイレクトマーケティング ゲリラマーケティング webマーケティングは、これらのマーケティングの効果を高めるために利用する手段のひとつと考えるとよいでしょう。 マスマーケティング ターゲットを限定せず、不特定多数の消費者に対して行うマーケティングです。 テレビCMや新聞・雑誌広告、電車内の広告などが主流となっており、大量生産や大量販売を前提としてすべての人にメッセージを届けます。 食品や日用品、保険、化粧品など多くのサービスでマスマーケティングが行われていますが、コストが大きいため大企業が実践しているケースが多いマーケティング手法といえるでしょう。 ダイレクトマーケティング マスマーケティングとは異なり、定めたターゲットに対して企業と消費者間で直接コミュニケーションをとりながら行うマーケティングです。 郵便や電話・FAXによるダイレクトメールからはじまり、現在ではSNSやメッセージアプリ、メールなどが活用され、顧客との関係が築きやすいというメリットがあります。 また、IT環境の進化によってツールを利用した効果測定や分析ができるようになり、はじめから興味関心のあるユーザーに対して行う施策であるため、費用対効果が高く、現代においては欠かせないマーケティング手法のひとつです。 ダイレクトマーケティングの中でも、SNSやメッセージアプリ、メールなどを利用した手法は「webマーケティング」に当てはまります。 ゲリラマーケティング 型に囚われず、低コストで人の注目を集めるマーケティング手法を「ゲリラマーケティング」と呼びます。 一時インターネット上で流行したフラッシュモブや、インターネット・SNSなどでの「バズ」を狙った記事やつぶやきの投稿もゲリラマーケティングの一種です。 「販売」よりも「サービスや商品、企業を知ってもらう」「顧客との関係構築」という要素が強く、キャンペーンなどと組み合わせることによって、より高い効果を発揮します。 webマーケティングは、ゲリラマーケティングを効果的に行う手段のひとつです。 webマーケティングの特徴 ここまでマーケティングの分類や手段手法についてお伝えしましたが、あらゆるマーケティングの中でも、webマーケティングが注目を集めているのはなぜでしょうか。 webマーケティングは、ネット社会といわれている現代に適した「特徴」があります。 数値化による効果測定 スピード性 ローコストで関係構築 順番に説明をしていきますね。 1.数値化による効果測定 webマーケティングは、ITや通信環境が進化したことにより細かな分析ができるようになりました。 主にツールによって施策の効果や費用、売り上げなどをすべて数値化し、効果測定できるのがwebマーケティングの特徴でもありメリットです。 たとえばGoogleアナリティクスと呼ばれるツールは、アクセス解析やコンバージョン率、独自で設定したキャンペーンの効果検証などが無料で行えるため、webサイトを運営している多くの企業や個人でも利用されています。 また、営業活動を自動化できるMAツールも人気です。企業だけでなく個人の顧客に対しても有効的なツールで、コストが必要な反面、効率化においては大きく役立つツールといえます。 MAツールのおすすめ5社比較|MAツールでできることや選び方も徹底解説! 2.スピード性 web上が主な舞台であるwebマーケティングは、施策の決定から実行までがとてもスムーズで、施策の実行後も素早く顧客へ情報が行き渡るため、ほかのマーケティング手法よりもスピード感があります。 とくにSNSを活用したマーケティングでは拡散性が非常に高く、webサイトとSNSを組み合わせたマーケティングは効果的です。 3.ローコストで関係構築 TVCMや新聞・雑誌などで行うマスマーケティングは、一般的に費用が莫大となるケースが多く、テレビや新聞離れが進んでいる現代では、費用対効果を考えると予算の少ない企業ではなかなか実行しにくいかもしれません。 一方でweb上の広告は、オフライン広告と比べて安価で掲載できるため、予算の少ない企業や個人でも気軽にはじめられるのがメリットです。 また、広告から上手く顧客を誘導できれば関係構築にも繋がりやすいことから、コストパフォーマンスに優れています。 webマーケティングで重要となる3つの分析 webマーケティング施策は、主に以下3つのステップで決定していきます。 ターゲットの可視化 競合他社の調査 自社の強み・課題の把握 これら3つを利用した分析方法は「3C(市場・競合・自社)分析」とも呼ばれており、マーケティングのフレームワークとして広く認知されている手法です。 1.ターゲットの可視化 はじめに自社の商品やサービスがどのような顧客層に求められているのかを調査、分析します。 また、市場全体のトレンドなど、市場動向は常に把握しニーズの変化にも柔軟に対応できるように可視化しておくことも重要なポイントです。 2.競合他社の調査 次に競合他社がどのような戦略でマーケティングを実施しているのかを調査します。 競合他社のマーケティング戦略だけでなく、他社の強みや弱みを把握し、事業結果なども分析していくとよいでしょう。 競合他社と似通った戦略は避け、自社の長所を活かせるようなオリジナルの戦略を立てることが重要です。 3.自社の強み・課題の把握 ここまでの分析結果を用いて、自社の戦略を最適化する方法を思考します。 自社の分析では、競合他社の戦略と自社の戦略を徹底的に比較し、特徴や強み、弱みを改めて洗い出していくことが重要です。 施策を実行したあとも効果検証を行い、状況に応じて変更や改善を加えながら施策をブラッシュアップしてきましょう。 webマーケティングで用いられる施策3選 最後にwebマーケティングで用いられることの多い施策を3つご紹介します。 SNS web広告 SEO対策 どれも基本的な手法で取り入れやすいため、webマーケティングの第一歩として検討してみてください。 1.SNS FacebookやTwitterなどのSNS上に広告を配信する手法です。 広告の表示回数やクリック率などを常に収集し分析することや、顧客層によって配信先や広告内容を変えるなど細かな管理が必要となりますが、広告配信のコストは低く、すぐに広告配信ができます。 広告配信のほかにも、自社でアカウントを運用していくマーケティングも主流で、外注をしなければ費用は必要ないため、予算の少ない企業にもおすすめです。 2.web広告 web上にリスティング広告やアドネットワーク広告などを配信する手法です。 検索結果のページに表示される広告を「リスティング広告」、web上のあらゆるメディアにバナーやテキストなどで表示される広告を「アドネットワーク広告」と呼び、webマーケティングにおいては比較的即効性が高く、多くの事業で活用されています。 また、多くのユーザーにリーチできる可能性も高く、認知を広めたい場合におすすめです。 3.SEO対策 SEO対策は、GoogleやYahoo!の検索結果からのアクセス流入を狙う手法です。 検索結果の上位にコンテンツを表示させることで、ユーザー流入の増加を目指します。 webサイトを運営する事業においてSEO対策は必須といえるほど重要な施策であり、検索結果へ反映されるまでに時間を要するため即効性には欠けますが、長期的なユーザーの流入が見込めます。 web上マーケティングにおいては知っていて損はないテクニックのひとつといえるでしょう。 まとめ webマーケティングは、これまでマスマーケティングなどを主な手段としていた企業がwebマーケティングへの変更や追加導入をしているほど、注目されており有効的な施策です。 そもそもwebマーケティングが、自社の商品やサービスと上手く組み合わせられるかどうかは時間をかけて検討する必要がありますが、施策は今回ご紹介した3つ以外にも多数存在します。 まずは3C分析などの分析手法を活用し、どのような戦略が立てられるかを検討されてみてはいかがでしょうか。 【2022年最新】無料で使えるMAツール|BowNowとMauticについて解説 TOP > 【2022年最新】無料で使えるMAツール|BowNowとMauticについて解説 MAツールは顧客の一元管理や、個々の興味関心に合わせたマーケティングを自動で行える便利なツールです。 しかし、ツールの導入には少なからずコストがかかるため、なかなか導入まで踏み切れない企業も多いのではないでしょうか。 無料で利用できるMAツールの多くはサービスが終了していますが、現在でも利用できるものもあります。 そこで今回は、現在も無料で利用できるMAツール「BowNow」と「Mautic(オンプレミス型)」の2種類について詳しくご紹介します。 なお、有料ツールの比較については以下の記事をご覧ください。 MAツールのおすすめ5社比較|MAツールでできることや選び方も徹底解説! MAツールとは MA(マーケティングオートメーション)ツールはマーケティング活動を自動化し、効率よく顧客開拓や育成、顧客維持を行うためのツールです。 顧客情報の蓄積や分析、営業プロセスのシステム化など、マーケティング活動において大きなメリットが得られます。 ・顧客に合った方法 ・顧客に合ったコンテンツ ・最適なタイミング これらをすべて人の手で行うには、なかなか難しいところもあるため、MAツールを導入する企業は日本でも増えているようです。 無料のMAツールって実務で使えるの? 実務でももちろん利用はできますが、結論としては機能に物足りなさを感じる可能性があるというのが正直なところです。 基本的な機能はカバーされているので、「初めてMAツールを導入する」といった方にはおすすめできるでしょう。 ただし、有料ツールと比較すると、機能に制限が設けられていることも多いので、各社の機能についてはしっかりと把握しておく必要があるといえます。 無料のMAツールをずっと使い続けたいという方は選択肢が限られますが、今後有料ツールの導入も検討している方は、有料ツールのトライアル版を利用してみるのもひとつの手段です。 無料で使えるおすすめのMAツールは2社 冒頭でも触れましたが、無料で使い続けられるMAツールのほとんどは、サービスの提供が終了しています。 本稿でご紹介するのは「BowNow」と「Mautic(オンプレミス型)」の2種類です。 どちらも特徴的なメリットとデメリットがありますが、無料で使い続けるのであれば上記2社からの選択になると考えます。 ほかにも「salesautopilot」というツールもありますが、あくまでもトライアルに適している点や英語表記のみであるため、今回は除いています。 初めてのMAツールを無料で使うならBowNow BowNowは日本製のツールで、基本的には無料で使い続けることが可能です。 機能の必要性に応じて、好きなタイミングで課金し機能を追加していくスタイルのため、初めてツールを導入する企業や、無料での利用をベースとしてツールを導入したいと考えている企業には最適といえるでしょう。 また、BowNowは「低コスト」「使いやすい」「使いこなせる」を開発コンセプトとして作られたツールであり、複雑な設定を必要とせず初期費用も無料なため、これから専門部署を設置しようと考えている企業にもおすすめです。 BowNow(バウナウ)の基本機能 BowNowでは主に以下の機能が利用できます。 条件抽出 リード情報の登録・管理 企業情報の自動収集や分析 フォーム作成 リード育成活動の進捗管理(ABMテンプレート) 個人のCVやアクセスなどのログ管理 ファイルの管理 ダッシュボード など リード(顧客)はフリープランでも1000件まで登録可能で、1か月間の企業ログやユーザーログを閲覧できます。 課金によってSalesforceと連携できるほか、メール配信機能の追加や登録リード数の追加、ログ機能の期間解放など、自社の規模や活動範囲に合わせたカスタマイズが可能です。 スコアリング機能はついておらず、機能もUIもシンプルな点がBowNowの特徴といえます。 BowNowの公式サイト 無料MAツールのBowNowを導入するメリット BowNowを導入するメリットとしては、以下の3つが挙げられます。 初めてMAツールを利用する企業でも導入しやすい 機能に不足がなければ無料で使い続けられる 無駄な機能がなくシンプルで使いやすい とくにBowNowは日本製であるうえに、マニュアルサイトも用意されているので、安心して導入できるのではないでしょうか。 無料MAツールのBowNowを導入するデメリット 無料のMAツールとしてはメリットが大きいBowNowですが、デメリットとして考えられることも2つあります。 リード数やトラックできるPV数の超過分は従量課金 スコアリング機能がない(機能がシンプル) 上記の理由から、大規模な顧客数を抱えるような企業の場合は、敢えてBowNowを選ぶ必要はないかもしれません。その観点では、中小企業には適しているといえます。 有料プランに加入するとしても、5,000円・20,000円、30,000円と低コストで導入ができますが、企業の規模によっては機能面においても最初から有料ツールを導入したほうが、コストパフォーマンスがよいケースもあります。 自社で導入・設置ができるならMauticのオンプレミス型 Mauticは、自社でツールをサーバーにインストールし導入する「オンプレミス型」と、設定や導入が簡単な「クラウド型」の2タイプがあります。 以前までは、クラウド型も無料で利用ができたため人気を集めていましたが、クラウド型の無料サービスは残念ながら2018年に終了しました。(有料サービスは現在も利用できます) そこで現在も無料で使えるMAツールとして注目されているのがMauticの「オンプレミス型」です。 導入やサーバーの管理には手間がかかりますが、機能制限がないのが最大のメリットといえます。 Mautic(オンプレミス型)の公式サイト オンプレミス型とは オンプレミス型は、サーバーを自社で用意しMAツールをインストールするタイプのツールです。 サーバーの費用が必要となりますが、有料のMAツールや課金で機能を追加していくBowNowよりもコストパフォーマンスに優れています。 ホームページ作成と同様にレンタルサーバーにMauticをインストールするため、WordPressなどでのホームページ作成の経験がある方や、SMTPやPHPなどに関する最低限の知識があれば比較的スムーズに導入できるでしょう。 Mauticの基本機能 オンプレミス型のMauticでは、主に以下の機能が利用できます。 フォーム作成 スコアリング シナリオ作成 リード管理 企業情報やユーザー情報の自動収集・条件抽出 キャンペーンメールの作成・自動送信 ファイルの管理 ダッシュボード など Mautic(オンプレミス型)は導入さえできれば、他有料ツールと同等の機能が利用可能で、無料版による機能制限もありません。 しかし、機能の豊富さゆえに最初は難しく感じることもあるでしょう。 無料MAツールのMauticを導入するメリット オンプレミス型のMauticを導入するうえで考えられるメリットは、以下の3点です。 サーバー費用の負担のみで、十分な機能が利用できる クラウド型にありがちな遅延が少ない 追加費用が発生しない 低コストで、他社の有料ツールと同様の機能を利用し、お試しなどではなく本格的に導入したい方や、大規模な顧客を抱える企業にもおすすめできます。 無料MAツールのMauticを導入するデメリット なんとなく想像がつくかもしれませんが、オンプレミス型のMauticを導入するうえで考えられるデメリットは以下です。 他社ツールと比べると導入の手順が複雑 セキュリティ面の観点から、専用サーバーを設ける必要がある 高度な処理に耐えられるサーバーを用意する必要がある サーバーは、高負荷がかかってしまうと一時的にサーバーがダウンしてしまいます。 わかりやすいのは、ホームページにアクセスが集中した際に、一時的にアクセスできなくなってしまう現象です。 Mauticにおいてもセキュリティを考慮することや、高度な処理を行うことが多いため、Mautic専用の高スペックなサーバーを用意したほうがよいでしょう。 まとめ 今回は無料で利用できるMAツール「BowNow」とオンプレミス型の「Mautic」について詳しく解説しました。 初めてのMAツール導入で、シンプルな機能から使いはじめたい方は「BowNow」、導入が難しくてもコストパフォーマンスを重視し、本格的な機能を無料で使い続けたい方は「Mautic」がよいかと思います。 MAツールはマーケテイングに力を入れる企業において、大きな役割を果たしてくれる強力なツールです。 自社に必要な機能をピックアップし、自社に合ったツールを慎重に選ぶようにしましょう。 MAツールのおすすめ5社比較|MAツールでできることや選び方も徹底解説! TOP > MAツールのおすすめ5社比較|MAツールでできることや選び方も徹底解説! マーケティングにおいて大きな役割を担ってくれる「MAツール」ですが、MAツールには個々で備わっている細かな機能や特徴が異なるため、どのツールを導入すべきか決めかねている方もいるのではないでしょうか。 今回はMAツールを選ぶポイントや、大手企業でも導入されているMAツール5社を比較し、最適なツールをご提案します。 MAツールの導入がはじめてで何もわからないといった方や、ツールの導入を検討されている方はぜひ参考にしてみてください。 MAツール(マーケティングオートメーション)とは MAツールはマーケティングオートメーションのことであり、マーケティング活動を自動化させるためのツールです。 主に顧客情報を一元管理し、見込顧客の育成やマーケティング施策の分析などに使用して、マーケティングを自動・効率化します。 インターネットが普及している現代では、顧客ひとりひとりに合ったコミュニケーションを通じて、顧客満足度を向上させることが重要です。 そのためには、「顧客に合った方法」を利用して「顧客に合ったコンテンツ」を「最適なタイミング」で提供しなければなりません。 そこで役立つのがMAツールなのです。MAツールでできることについては次の項目でご紹介します。 MAツールの重要性 前述のように、現代のマーケティングでは以下の要素が重要となります。 ①顧客に合った方法 ②顧客に合ったコンテンツ ③最適なタイミング しかし、膨大な顧客を抱えている企業はもちろんのこと、今後多くの顧客を獲得していく企業にとって、これらを人力で行うには人的リソースだけでなく時間も要するため、なかなか難しいことであるといえます。 MAツールは上記3つの要素を自動化できるため、生産性の向上や効率化に役立ち、大きなメリットが得られるのです。 MAツールに備わっている主な機能 MAツールに備わっている主な機能としては、以下の8つが挙げられます。 顧客の蓄積・管理 キャンペーン管理 メール配信 社内アラート フォームなどの作成支援 コンテンツや広告のパーソナライズ 各種ツールとの連携 レポート作成 顧客の蓄積・管理 見込顧客の基本的な情報を蓄積・管理する機能です。 BtoBであれば企業の情報、BtoCであれば獲得経路などの情報を蓄積できるものもあり、属性が一目で確認できます。 キャンペーン管理 自社で条件を設定し、条件に当てはまる顧客にクーポンを提示するなど、見込顧客に合ったマーケティング施策を自動で実施してくれる機能です。 メール配信 メールの配信リストを作成したり、見込顧客に属性に合わせた配信のタイミングや内容を設定したりできる機能です。 また、メールの開封率や本文に設置したリンクのクリック率、コンバージョン率の集計もできます。 社内アラート 見込顧客のアクションに合わせて、営業担当者へアラートを配信する機能です。 ツールによっては、ビジネスチャットと連携できるものもあり、見込顧客への素早いアプローチが可能になります。 フォームなどの作成支援 ランディングページやフォームの作成を自社でできるように支援してくれる機能です。 外注をするとどうしても費用が嵩んでしまうので、自社で手軽に作成できるのは嬉しいですよね。 コンテンツや広告のパーソナライズ WEB上で表示させる広告やコンテンツを、ユーザーの属性に合わせて自動で判別し表示する機能です。 各種ツールとの連携 顧客管理ツールであるCRMや営業支援ツールのSFAと連携や統合を可能とする機能です。 これまで部署ごとに使用ツールを分けていた場合でも、MAツールと統合することで共通のデータが共有できるようになります。 また、MAツールによっては他社のツールやプログラムと連携が可能なAPI連携機能が備わっているものもあります。 レポート作成 ここまでご紹介した機能を利用した結果や、蓄積した情報をレポートとしてまとめられる機能です。レポーティングする項目をカスタマイズできるツールもあります。 また、レポート作成だけでなく、数値としてスコアリングできる機能もあります。 これらの機能は一例であり、ツールによってはその他の細かな機能がついていることもありますので、各ツールの機能をしっかりと確認して選ぶようにしましょう。 MAツールの選び方 前項でもお伝えしましたが、MAツールは販売している各社によって備わっている細かな機能が異なります。 MAツールの選び方において重要なポイントは以下の3つです。 BtoB・BtoCに合ったツールを選ぶ 使いやすさで選ぶ 必要な機能があるものを選ぶ MAツールにはBtoB向け、BtoC向け、両方で活用可能なものの3種類に分けられます。 また、MAツールの機能は豊富なため、使いこなせなければ意味がありません。自社に必要な機能が備わっているかをしっかりと確認したうえで、必要な機能に強みを持ったツールを選ぶとよいでしょう。 おすすめMAツール5選と各社比較 今回はMAツールの中でも有名なツール5社の比較と各社の特徴をご紹介します。 まずは以下の表をご覧ください。 ツール 費用 連携機能 BtoB/BtoC 統合型/特化型 MarketEngage 個別に見積もり CRMと連携可能 両方 統合型 SalesforcePardot 初期費用0円 150,000円~/月 Salesforce各種ツールと連携可能 BtoB 統合型 SATORI 初期費用300,000円 148,000円~/月 kintone、Salesforce等と連携可能 両方 特化型 ListFinder 初期費用100,000円 39,800円~/月 Salesforce、Sansanと連携可能 BtoB 特化型 Liny 初期費用49,800円 5000円~/月 LINE公式アカウントと連携可能 両方 特化型 「統合型・特化型」の項目を設けていますが、機能に網羅性のあるものを統合型、ある機能や目的に特化したものを特化型として分類しています。 ①MarketoEngage Adobeが提供するMarketoEngageは、ツールひとつでマーケテイング活動が完結できるのが特徴の統合型MAツールです。 アメリカで開発されたツールですが、日本語で対応が可能なサポート窓口があるため、はじめての導入でも安心感がありますね。 また、マーケティングだけでなく社内のオペレーションなどに関するアクションを設定することも可能なので、オペレーション改善にも役立てることができます。 PanasonicやFUJIFILM、ロート製薬、PASONAなど業種・業界に関係なく幅広い導入実績があるのも特徴です。 公式ホームページはこちら ②SalesforcePardot CRM、SFAとして有名なSalesforceが提供するMAツールです。 Salesforceの各種ツールと連携が可能で、連携によって営業に関わる商談管理までカバーできるため、部署間で使用するツールを統一することで、より顧客管理がしやすくなるのではないでしょうか。 また、顧客ごとに各スコアや行動履歴が表示されるといった確度の高いスコアリング機能がついているのも魅力です。 ただし、今回ご紹介しているMAツールの中では導入費用が高額なため、すでに顧客数の多い企業などにおすすめです。 公式ホームページはこちら ③SATORI SATORIはリード(見込顧客)の獲得支援、管理に特化したMAツールとなります。 実名顧客だけでなく、匿名顧客のデータをとることも可能な「アンノウンマーケティング機能」が搭載されているのが特徴的です。 kintone、Salesforcem、Salescloudといった各種システムとの連携に対応しており、日本語もカバーしていることから、使いやすさにも定評があるMAツールのひとるといえるでしょう。 公式ホームページはこちら ④List Finder ListFinderは月額費用39,000円から導入が可能で、コストを抑えられるのが特徴のMAツールです。 また、導入初期に活用コンサルタントが伴走し、サポートが無料で受けられるため、初めてMAツールを導入する企業にもおすすめできます。 各アクセス解析やPDF閲覧解析から、フォーム作成、名刺のデータ化代行機能なども備わっており、格安ながら初心者でも使いやすいツールといえます。 公式ホームページはこちら ⑤Liny 近年、マーケティングの手段としてよく利用されているLINE公式アカウントですが、LinyはLINE公式アカウントの運用効果の最大化に役立てられます。 特徴は月額5,000円~という価格設定と、LINEアカウントの運用に特化している点です。 顧客情報を自動で収集・スコアリングしたり、データに基づいたセグメント配信をしたりできるなど、機能も充実しています。 また、シンプルでわかりやすいインターフェイスでありながら、デザイン性に優れているため、楽しみながら作業ができるのではないでしょうか。 LINE公式アカウントの運用を行っている企業におすすめのMAツールです。 公式ホームページはこちら まとめ MAツールは導入費用が必要ですが、社内に浸透すればマーケティングの効率化に大きく役立つツールといえます。 また、人的リソースや時間的なコストの削減にも繋げられますので、ぜひ自社に合ったMAツールを探してみてはいかがでしょうか。 ART TRADE JAPANでは、超実践型営業研修制度「ART OF LIFE」を提供しています。 限られた時間で最大限の成果を出すための営業メソッド オンライン・オフラインを通じて「集客から販売まで」を徹底的に身につけながら収益を得て、それぞれの人生の目的を実現するためのハイレベルな営業研修制度です。 これまでART TRADE JAPANが営業代行で培ってきた実績を元に体系化し、完成したのがこの研修制度です。現場に寄り添い、実体験に基づいたもので、マインドセットからテクニックまで幅広く伝えています。 事業内容
【2022年最新】無料で使えるMAツール|BowNowとMauticについて解説 TOP > 【2022年最新】無料で使えるMAツール|BowNowとMauticについて解説 MAツールは顧客の一元管理や、個々の興味関心に合わせたマーケティングを自動で行える便利なツールです。 しかし、ツールの導入には少なからずコストがかかるため、なかなか導入まで踏み切れない企業も多いのではないでしょうか。 無料で利用できるMAツールの多くはサービスが終了していますが、現在でも利用できるものもあります。 そこで今回は、現在も無料で利用できるMAツール「BowNow」と「Mautic(オンプレミス型)」の2種類について詳しくご紹介します。 なお、有料ツールの比較については以下の記事をご覧ください。 MAツールのおすすめ5社比較|MAツールでできることや選び方も徹底解説! MAツールとは MA(マーケティングオートメーション)ツールはマーケティング活動を自動化し、効率よく顧客開拓や育成、顧客維持を行うためのツールです。 顧客情報の蓄積や分析、営業プロセスのシステム化など、マーケティング活動において大きなメリットが得られます。 ・顧客に合った方法 ・顧客に合ったコンテンツ ・最適なタイミング これらをすべて人の手で行うには、なかなか難しいところもあるため、MAツールを導入する企業は日本でも増えているようです。 無料のMAツールって実務で使えるの? 実務でももちろん利用はできますが、結論としては機能に物足りなさを感じる可能性があるというのが正直なところです。 基本的な機能はカバーされているので、「初めてMAツールを導入する」といった方にはおすすめできるでしょう。 ただし、有料ツールと比較すると、機能に制限が設けられていることも多いので、各社の機能についてはしっかりと把握しておく必要があるといえます。 無料のMAツールをずっと使い続けたいという方は選択肢が限られますが、今後有料ツールの導入も検討している方は、有料ツールのトライアル版を利用してみるのもひとつの手段です。 無料で使えるおすすめのMAツールは2社 冒頭でも触れましたが、無料で使い続けられるMAツールのほとんどは、サービスの提供が終了しています。 本稿でご紹介するのは「BowNow」と「Mautic(オンプレミス型)」の2種類です。 どちらも特徴的なメリットとデメリットがありますが、無料で使い続けるのであれば上記2社からの選択になると考えます。 ほかにも「salesautopilot」というツールもありますが、あくまでもトライアルに適している点や英語表記のみであるため、今回は除いています。 初めてのMAツールを無料で使うならBowNow BowNowは日本製のツールで、基本的には無料で使い続けることが可能です。 機能の必要性に応じて、好きなタイミングで課金し機能を追加していくスタイルのため、初めてツールを導入する企業や、無料での利用をベースとしてツールを導入したいと考えている企業には最適といえるでしょう。 また、BowNowは「低コスト」「使いやすい」「使いこなせる」を開発コンセプトとして作られたツールであり、複雑な設定を必要とせず初期費用も無料なため、これから専門部署を設置しようと考えている企業にもおすすめです。 BowNow(バウナウ)の基本機能 BowNowでは主に以下の機能が利用できます。 条件抽出 リード情報の登録・管理 企業情報の自動収集や分析 フォーム作成 リード育成活動の進捗管理(ABMテンプレート) 個人のCVやアクセスなどのログ管理 ファイルの管理 ダッシュボード など リード(顧客)はフリープランでも1000件まで登録可能で、1か月間の企業ログやユーザーログを閲覧できます。 課金によってSalesforceと連携できるほか、メール配信機能の追加や登録リード数の追加、ログ機能の期間解放など、自社の規模や活動範囲に合わせたカスタマイズが可能です。 スコアリング機能はついておらず、機能もUIもシンプルな点がBowNowの特徴といえます。 BowNowの公式サイト 無料MAツールのBowNowを導入するメリット BowNowを導入するメリットとしては、以下の3つが挙げられます。 初めてMAツールを利用する企業でも導入しやすい 機能に不足がなければ無料で使い続けられる 無駄な機能がなくシンプルで使いやすい とくにBowNowは日本製であるうえに、マニュアルサイトも用意されているので、安心して導入できるのではないでしょうか。 無料MAツールのBowNowを導入するデメリット 無料のMAツールとしてはメリットが大きいBowNowですが、デメリットとして考えられることも2つあります。 リード数やトラックできるPV数の超過分は従量課金 スコアリング機能がない(機能がシンプル) 上記の理由から、大規模な顧客数を抱えるような企業の場合は、敢えてBowNowを選ぶ必要はないかもしれません。その観点では、中小企業には適しているといえます。 有料プランに加入するとしても、5,000円・20,000円、30,000円と低コストで導入ができますが、企業の規模によっては機能面においても最初から有料ツールを導入したほうが、コストパフォーマンスがよいケースもあります。 自社で導入・設置ができるならMauticのオンプレミス型 Mauticは、自社でツールをサーバーにインストールし導入する「オンプレミス型」と、設定や導入が簡単な「クラウド型」の2タイプがあります。 以前までは、クラウド型も無料で利用ができたため人気を集めていましたが、クラウド型の無料サービスは残念ながら2018年に終了しました。(有料サービスは現在も利用できます) そこで現在も無料で使えるMAツールとして注目されているのがMauticの「オンプレミス型」です。 導入やサーバーの管理には手間がかかりますが、機能制限がないのが最大のメリットといえます。 Mautic(オンプレミス型)の公式サイト オンプレミス型とは オンプレミス型は、サーバーを自社で用意しMAツールをインストールするタイプのツールです。 サーバーの費用が必要となりますが、有料のMAツールや課金で機能を追加していくBowNowよりもコストパフォーマンスに優れています。 ホームページ作成と同様にレンタルサーバーにMauticをインストールするため、WordPressなどでのホームページ作成の経験がある方や、SMTPやPHPなどに関する最低限の知識があれば比較的スムーズに導入できるでしょう。 Mauticの基本機能 オンプレミス型のMauticでは、主に以下の機能が利用できます。 フォーム作成 スコアリング シナリオ作成 リード管理 企業情報やユーザー情報の自動収集・条件抽出 キャンペーンメールの作成・自動送信 ファイルの管理 ダッシュボード など Mautic(オンプレミス型)は導入さえできれば、他有料ツールと同等の機能が利用可能で、無料版による機能制限もありません。 しかし、機能の豊富さゆえに最初は難しく感じることもあるでしょう。 無料MAツールのMauticを導入するメリット オンプレミス型のMauticを導入するうえで考えられるメリットは、以下の3点です。 サーバー費用の負担のみで、十分な機能が利用できる クラウド型にありがちな遅延が少ない 追加費用が発生しない 低コストで、他社の有料ツールと同様の機能を利用し、お試しなどではなく本格的に導入したい方や、大規模な顧客を抱える企業にもおすすめできます。 無料MAツールのMauticを導入するデメリット なんとなく想像がつくかもしれませんが、オンプレミス型のMauticを導入するうえで考えられるデメリットは以下です。 他社ツールと比べると導入の手順が複雑 セキュリティ面の観点から、専用サーバーを設ける必要がある 高度な処理に耐えられるサーバーを用意する必要がある サーバーは、高負荷がかかってしまうと一時的にサーバーがダウンしてしまいます。 わかりやすいのは、ホームページにアクセスが集中した際に、一時的にアクセスできなくなってしまう現象です。 Mauticにおいてもセキュリティを考慮することや、高度な処理を行うことが多いため、Mautic専用の高スペックなサーバーを用意したほうがよいでしょう。 まとめ 今回は無料で利用できるMAツール「BowNow」とオンプレミス型の「Mautic」について詳しく解説しました。 初めてのMAツール導入で、シンプルな機能から使いはじめたい方は「BowNow」、導入が難しくてもコストパフォーマンスを重視し、本格的な機能を無料で使い続けたい方は「Mautic」がよいかと思います。 MAツールはマーケテイングに力を入れる企業において、大きな役割を果たしてくれる強力なツールです。 自社に必要な機能をピックアップし、自社に合ったツールを慎重に選ぶようにしましょう。 MAツールのおすすめ5社比較|MAツールでできることや選び方も徹底解説! TOP > MAツールのおすすめ5社比較|MAツールでできることや選び方も徹底解説! マーケティングにおいて大きな役割を担ってくれる「MAツール」ですが、MAツールには個々で備わっている細かな機能や特徴が異なるため、どのツールを導入すべきか決めかねている方もいるのではないでしょうか。 今回はMAツールを選ぶポイントや、大手企業でも導入されているMAツール5社を比較し、最適なツールをご提案します。 MAツールの導入がはじめてで何もわからないといった方や、ツールの導入を検討されている方はぜひ参考にしてみてください。 MAツール(マーケティングオートメーション)とは MAツールはマーケティングオートメーションのことであり、マーケティング活動を自動化させるためのツールです。 主に顧客情報を一元管理し、見込顧客の育成やマーケティング施策の分析などに使用して、マーケティングを自動・効率化します。 インターネットが普及している現代では、顧客ひとりひとりに合ったコミュニケーションを通じて、顧客満足度を向上させることが重要です。 そのためには、「顧客に合った方法」を利用して「顧客に合ったコンテンツ」を「最適なタイミング」で提供しなければなりません。 そこで役立つのがMAツールなのです。MAツールでできることについては次の項目でご紹介します。 MAツールの重要性 前述のように、現代のマーケティングでは以下の要素が重要となります。 ①顧客に合った方法 ②顧客に合ったコンテンツ ③最適なタイミング しかし、膨大な顧客を抱えている企業はもちろんのこと、今後多くの顧客を獲得していく企業にとって、これらを人力で行うには人的リソースだけでなく時間も要するため、なかなか難しいことであるといえます。 MAツールは上記3つの要素を自動化できるため、生産性の向上や効率化に役立ち、大きなメリットが得られるのです。 MAツールに備わっている主な機能 MAツールに備わっている主な機能としては、以下の8つが挙げられます。 顧客の蓄積・管理 キャンペーン管理 メール配信 社内アラート フォームなどの作成支援 コンテンツや広告のパーソナライズ 各種ツールとの連携 レポート作成 顧客の蓄積・管理 見込顧客の基本的な情報を蓄積・管理する機能です。 BtoBであれば企業の情報、BtoCであれば獲得経路などの情報を蓄積できるものもあり、属性が一目で確認できます。 キャンペーン管理 自社で条件を設定し、条件に当てはまる顧客にクーポンを提示するなど、見込顧客に合ったマーケティング施策を自動で実施してくれる機能です。 メール配信 メールの配信リストを作成したり、見込顧客に属性に合わせた配信のタイミングや内容を設定したりできる機能です。 また、メールの開封率や本文に設置したリンクのクリック率、コンバージョン率の集計もできます。 社内アラート 見込顧客のアクションに合わせて、営業担当者へアラートを配信する機能です。 ツールによっては、ビジネスチャットと連携できるものもあり、見込顧客への素早いアプローチが可能になります。 フォームなどの作成支援 ランディングページやフォームの作成を自社でできるように支援してくれる機能です。 外注をするとどうしても費用が嵩んでしまうので、自社で手軽に作成できるのは嬉しいですよね。 コンテンツや広告のパーソナライズ WEB上で表示させる広告やコンテンツを、ユーザーの属性に合わせて自動で判別し表示する機能です。 各種ツールとの連携 顧客管理ツールであるCRMや営業支援ツールのSFAと連携や統合を可能とする機能です。 これまで部署ごとに使用ツールを分けていた場合でも、MAツールと統合することで共通のデータが共有できるようになります。 また、MAツールによっては他社のツールやプログラムと連携が可能なAPI連携機能が備わっているものもあります。 レポート作成 ここまでご紹介した機能を利用した結果や、蓄積した情報をレポートとしてまとめられる機能です。レポーティングする項目をカスタマイズできるツールもあります。 また、レポート作成だけでなく、数値としてスコアリングできる機能もあります。 これらの機能は一例であり、ツールによってはその他の細かな機能がついていることもありますので、各ツールの機能をしっかりと確認して選ぶようにしましょう。 MAツールの選び方 前項でもお伝えしましたが、MAツールは販売している各社によって備わっている細かな機能が異なります。 MAツールの選び方において重要なポイントは以下の3つです。 BtoB・BtoCに合ったツールを選ぶ 使いやすさで選ぶ 必要な機能があるものを選ぶ MAツールにはBtoB向け、BtoC向け、両方で活用可能なものの3種類に分けられます。 また、MAツールの機能は豊富なため、使いこなせなければ意味がありません。自社に必要な機能が備わっているかをしっかりと確認したうえで、必要な機能に強みを持ったツールを選ぶとよいでしょう。 おすすめMAツール5選と各社比較 今回はMAツールの中でも有名なツール5社の比較と各社の特徴をご紹介します。 まずは以下の表をご覧ください。 ツール 費用 連携機能 BtoB/BtoC 統合型/特化型 MarketEngage 個別に見積もり CRMと連携可能 両方 統合型 SalesforcePardot 初期費用0円 150,000円~/月 Salesforce各種ツールと連携可能 BtoB 統合型 SATORI 初期費用300,000円 148,000円~/月 kintone、Salesforce等と連携可能 両方 特化型 ListFinder 初期費用100,000円 39,800円~/月 Salesforce、Sansanと連携可能 BtoB 特化型 Liny 初期費用49,800円 5000円~/月 LINE公式アカウントと連携可能 両方 特化型 「統合型・特化型」の項目を設けていますが、機能に網羅性のあるものを統合型、ある機能や目的に特化したものを特化型として分類しています。 ①MarketoEngage Adobeが提供するMarketoEngageは、ツールひとつでマーケテイング活動が完結できるのが特徴の統合型MAツールです。 アメリカで開発されたツールですが、日本語で対応が可能なサポート窓口があるため、はじめての導入でも安心感がありますね。 また、マーケティングだけでなく社内のオペレーションなどに関するアクションを設定することも可能なので、オペレーション改善にも役立てることができます。 PanasonicやFUJIFILM、ロート製薬、PASONAなど業種・業界に関係なく幅広い導入実績があるのも特徴です。 公式ホームページはこちら ②SalesforcePardot CRM、SFAとして有名なSalesforceが提供するMAツールです。 Salesforceの各種ツールと連携が可能で、連携によって営業に関わる商談管理までカバーできるため、部署間で使用するツールを統一することで、より顧客管理がしやすくなるのではないでしょうか。 また、顧客ごとに各スコアや行動履歴が表示されるといった確度の高いスコアリング機能がついているのも魅力です。 ただし、今回ご紹介しているMAツールの中では導入費用が高額なため、すでに顧客数の多い企業などにおすすめです。 公式ホームページはこちら ③SATORI SATORIはリード(見込顧客)の獲得支援、管理に特化したMAツールとなります。 実名顧客だけでなく、匿名顧客のデータをとることも可能な「アンノウンマーケティング機能」が搭載されているのが特徴的です。 kintone、Salesforcem、Salescloudといった各種システムとの連携に対応しており、日本語もカバーしていることから、使いやすさにも定評があるMAツールのひとるといえるでしょう。 公式ホームページはこちら ④List Finder ListFinderは月額費用39,000円から導入が可能で、コストを抑えられるのが特徴のMAツールです。 また、導入初期に活用コンサルタントが伴走し、サポートが無料で受けられるため、初めてMAツールを導入する企業にもおすすめできます。 各アクセス解析やPDF閲覧解析から、フォーム作成、名刺のデータ化代行機能なども備わっており、格安ながら初心者でも使いやすいツールといえます。 公式ホームページはこちら ⑤Liny 近年、マーケティングの手段としてよく利用されているLINE公式アカウントですが、LinyはLINE公式アカウントの運用効果の最大化に役立てられます。 特徴は月額5,000円~という価格設定と、LINEアカウントの運用に特化している点です。 顧客情報を自動で収集・スコアリングしたり、データに基づいたセグメント配信をしたりできるなど、機能も充実しています。 また、シンプルでわかりやすいインターフェイスでありながら、デザイン性に優れているため、楽しみながら作業ができるのではないでしょうか。 LINE公式アカウントの運用を行っている企業におすすめのMAツールです。 公式ホームページはこちら まとめ MAツールは導入費用が必要ですが、社内に浸透すればマーケティングの効率化に大きく役立つツールといえます。 また、人的リソースや時間的なコストの削減にも繋げられますので、ぜひ自社に合ったMAツールを探してみてはいかがでしょうか。 ART TRADE JAPANでは、超実践型営業研修制度「ART OF LIFE」を提供しています。 限られた時間で最大限の成果を出すための営業メソッド オンライン・オフラインを通じて「集客から販売まで」を徹底的に身につけながら収益を得て、それぞれの人生の目的を実現するためのハイレベルな営業研修制度です。 これまでART TRADE JAPANが営業代行で培ってきた実績を元に体系化し、完成したのがこの研修制度です。現場に寄り添い、実体験に基づいたもので、マインドセットからテクニックまで幅広く伝えています。 事業内容
MAツールのおすすめ5社比較|MAツールでできることや選び方も徹底解説! TOP > MAツールのおすすめ5社比較|MAツールでできることや選び方も徹底解説! マーケティングにおいて大きな役割を担ってくれる「MAツール」ですが、MAツールには個々で備わっている細かな機能や特徴が異なるため、どのツールを導入すべきか決めかねている方もいるのではないでしょうか。 今回はMAツールを選ぶポイントや、大手企業でも導入されているMAツール5社を比較し、最適なツールをご提案します。 MAツールの導入がはじめてで何もわからないといった方や、ツールの導入を検討されている方はぜひ参考にしてみてください。 MAツール(マーケティングオートメーション)とは MAツールはマーケティングオートメーションのことであり、マーケティング活動を自動化させるためのツールです。 主に顧客情報を一元管理し、見込顧客の育成やマーケティング施策の分析などに使用して、マーケティングを自動・効率化します。 インターネットが普及している現代では、顧客ひとりひとりに合ったコミュニケーションを通じて、顧客満足度を向上させることが重要です。 そのためには、「顧客に合った方法」を利用して「顧客に合ったコンテンツ」を「最適なタイミング」で提供しなければなりません。 そこで役立つのがMAツールなのです。MAツールでできることについては次の項目でご紹介します。 MAツールの重要性 前述のように、現代のマーケティングでは以下の要素が重要となります。 ①顧客に合った方法 ②顧客に合ったコンテンツ ③最適なタイミング しかし、膨大な顧客を抱えている企業はもちろんのこと、今後多くの顧客を獲得していく企業にとって、これらを人力で行うには人的リソースだけでなく時間も要するため、なかなか難しいことであるといえます。 MAツールは上記3つの要素を自動化できるため、生産性の向上や効率化に役立ち、大きなメリットが得られるのです。 MAツールに備わっている主な機能 MAツールに備わっている主な機能としては、以下の8つが挙げられます。 顧客の蓄積・管理 キャンペーン管理 メール配信 社内アラート フォームなどの作成支援 コンテンツや広告のパーソナライズ 各種ツールとの連携 レポート作成 顧客の蓄積・管理 見込顧客の基本的な情報を蓄積・管理する機能です。 BtoBであれば企業の情報、BtoCであれば獲得経路などの情報を蓄積できるものもあり、属性が一目で確認できます。 キャンペーン管理 自社で条件を設定し、条件に当てはまる顧客にクーポンを提示するなど、見込顧客に合ったマーケティング施策を自動で実施してくれる機能です。 メール配信 メールの配信リストを作成したり、見込顧客に属性に合わせた配信のタイミングや内容を設定したりできる機能です。 また、メールの開封率や本文に設置したリンクのクリック率、コンバージョン率の集計もできます。 社内アラート 見込顧客のアクションに合わせて、営業担当者へアラートを配信する機能です。 ツールによっては、ビジネスチャットと連携できるものもあり、見込顧客への素早いアプローチが可能になります。 フォームなどの作成支援 ランディングページやフォームの作成を自社でできるように支援してくれる機能です。 外注をするとどうしても費用が嵩んでしまうので、自社で手軽に作成できるのは嬉しいですよね。 コンテンツや広告のパーソナライズ WEB上で表示させる広告やコンテンツを、ユーザーの属性に合わせて自動で判別し表示する機能です。 各種ツールとの連携 顧客管理ツールであるCRMや営業支援ツールのSFAと連携や統合を可能とする機能です。 これまで部署ごとに使用ツールを分けていた場合でも、MAツールと統合することで共通のデータが共有できるようになります。 また、MAツールによっては他社のツールやプログラムと連携が可能なAPI連携機能が備わっているものもあります。 レポート作成 ここまでご紹介した機能を利用した結果や、蓄積した情報をレポートとしてまとめられる機能です。レポーティングする項目をカスタマイズできるツールもあります。 また、レポート作成だけでなく、数値としてスコアリングできる機能もあります。 これらの機能は一例であり、ツールによってはその他の細かな機能がついていることもありますので、各ツールの機能をしっかりと確認して選ぶようにしましょう。 MAツールの選び方 前項でもお伝えしましたが、MAツールは販売している各社によって備わっている細かな機能が異なります。 MAツールの選び方において重要なポイントは以下の3つです。 BtoB・BtoCに合ったツールを選ぶ 使いやすさで選ぶ 必要な機能があるものを選ぶ MAツールにはBtoB向け、BtoC向け、両方で活用可能なものの3種類に分けられます。 また、MAツールの機能は豊富なため、使いこなせなければ意味がありません。自社に必要な機能が備わっているかをしっかりと確認したうえで、必要な機能に強みを持ったツールを選ぶとよいでしょう。 おすすめMAツール5選と各社比較 今回はMAツールの中でも有名なツール5社の比較と各社の特徴をご紹介します。 まずは以下の表をご覧ください。 ツール 費用 連携機能 BtoB/BtoC 統合型/特化型 MarketEngage 個別に見積もり CRMと連携可能 両方 統合型 SalesforcePardot 初期費用0円 150,000円~/月 Salesforce各種ツールと連携可能 BtoB 統合型 SATORI 初期費用300,000円 148,000円~/月 kintone、Salesforce等と連携可能 両方 特化型 ListFinder 初期費用100,000円 39,800円~/月 Salesforce、Sansanと連携可能 BtoB 特化型 Liny 初期費用49,800円 5000円~/月 LINE公式アカウントと連携可能 両方 特化型 「統合型・特化型」の項目を設けていますが、機能に網羅性のあるものを統合型、ある機能や目的に特化したものを特化型として分類しています。 ①MarketoEngage Adobeが提供するMarketoEngageは、ツールひとつでマーケテイング活動が完結できるのが特徴の統合型MAツールです。 アメリカで開発されたツールですが、日本語で対応が可能なサポート窓口があるため、はじめての導入でも安心感がありますね。 また、マーケティングだけでなく社内のオペレーションなどに関するアクションを設定することも可能なので、オペレーション改善にも役立てることができます。 PanasonicやFUJIFILM、ロート製薬、PASONAなど業種・業界に関係なく幅広い導入実績があるのも特徴です。 公式ホームページはこちら ②SalesforcePardot CRM、SFAとして有名なSalesforceが提供するMAツールです。 Salesforceの各種ツールと連携が可能で、連携によって営業に関わる商談管理までカバーできるため、部署間で使用するツールを統一することで、より顧客管理がしやすくなるのではないでしょうか。 また、顧客ごとに各スコアや行動履歴が表示されるといった確度の高いスコアリング機能がついているのも魅力です。 ただし、今回ご紹介しているMAツールの中では導入費用が高額なため、すでに顧客数の多い企業などにおすすめです。 公式ホームページはこちら ③SATORI SATORIはリード(見込顧客)の獲得支援、管理に特化したMAツールとなります。 実名顧客だけでなく、匿名顧客のデータをとることも可能な「アンノウンマーケティング機能」が搭載されているのが特徴的です。 kintone、Salesforcem、Salescloudといった各種システムとの連携に対応しており、日本語もカバーしていることから、使いやすさにも定評があるMAツールのひとるといえるでしょう。 公式ホームページはこちら ④List Finder ListFinderは月額費用39,000円から導入が可能で、コストを抑えられるのが特徴のMAツールです。 また、導入初期に活用コンサルタントが伴走し、サポートが無料で受けられるため、初めてMAツールを導入する企業にもおすすめできます。 各アクセス解析やPDF閲覧解析から、フォーム作成、名刺のデータ化代行機能なども備わっており、格安ながら初心者でも使いやすいツールといえます。 公式ホームページはこちら ⑤Liny 近年、マーケティングの手段としてよく利用されているLINE公式アカウントですが、LinyはLINE公式アカウントの運用効果の最大化に役立てられます。 特徴は月額5,000円~という価格設定と、LINEアカウントの運用に特化している点です。 顧客情報を自動で収集・スコアリングしたり、データに基づいたセグメント配信をしたりできるなど、機能も充実しています。 また、シンプルでわかりやすいインターフェイスでありながら、デザイン性に優れているため、楽しみながら作業ができるのではないでしょうか。 LINE公式アカウントの運用を行っている企業におすすめのMAツールです。 公式ホームページはこちら まとめ MAツールは導入費用が必要ですが、社内に浸透すればマーケティングの効率化に大きく役立つツールといえます。 また、人的リソースや時間的なコストの削減にも繋げられますので、ぜひ自社に合ったMAツールを探してみてはいかがでしょうか。 ART TRADE JAPANでは、超実践型営業研修制度「ART OF LIFE」を提供しています。 限られた時間で最大限の成果を出すための営業メソッド オンライン・オフラインを通じて「集客から販売まで」を徹底的に身につけながら収益を得て、それぞれの人生の目的を実現するためのハイレベルな営業研修制度です。 これまでART TRADE JAPANが営業代行で培ってきた実績を元に体系化し、完成したのがこの研修制度です。現場に寄り添い、実体験に基づいたもので、マインドセットからテクニックまで幅広く伝えています。 事業内容