学生の起業を支援してくれる支援団体・サービスまとめ|起業のポイントや支援団体をご紹介!

起業には制限がないため、老若男女問わず起業ができます。学生も例外ではなく、多様な働き方が広まっている近年では、中学生や高校生で起業をする頼もしい方もいるのです。

しかし起業は、学生に限らずリスクを把握していなければ、失敗に終わってしまう可能性も大いにあります。

今回は起業の成功をサポートする支援団体や、学生が起業するにあたって注意しておきたいポイントなどを、わかりやすくまとめました。

学生で起業を考えている方、支援してくれるサービスを探している方はぜひ参考にしてみてくださいね。

学生が起業をするためのポイント

起業は一歩踏み出せば誰でもできることですが、知識を蓄え実践していかなければ経営を存続することは難しくなります。

今では自宅に居ながらインターネット上で、マーケティングからあらゆる市場調査まで可能な時代です。

まずは他の大手企業や成功している起業家たちは、どのような事業を行い展開しているのかなどを調べたり、情報サイトを利用したりするなどして、知識を身につけることを目指すとよいでしょう。

インターンシップへの参加もおすすめ

「経験」は調べるだけでは得られない情報を得ることができます。

とはいえ、「いきなり起業はできない」という学生さんもいるでしょう。その場合はベンチャー企業などによる「インターンシップ制度」を活用してみるのもおすすめです。

ベンチャー企業などの小規模な職場では、ひとりひとりの動きがわかりやすく、起業を考えている学生のインターシップに向いているといえます。

職業体験を通してビジネスの流れを知るのもよいのではないでしょうか。

学生の起業を支援してくれる支援団体・サービスまとめ

相談や知識を得るのに適している「支援団体」と、起業に関する情報収集ができるような「情報サイト」の2つに分けてご紹介します。

支援団体の中には、コミュニティを広げられるような事業もありますので、一人での起業を考えられている方にとっても参考になるでしょう。

また、起業前や起業後に限らず、情報収集も欠かせません。

ぜひ2種類のサービスをご覧いただき、自身の求めている事業、サービスを探してみてくださいね。

学生の起業を支援する支援団体|相談や勉強におすすめ

 

 

まずは相談や勉強できる環境が整っている支援事業・団体をご紹介します。実践的な研修を通して、ビジネスの知識や経験を身に着けていくようなプロジェクトです。

  1. 旅武者
  2. MAKERS UNIVERSITY
  3. CodeRrepublic

中には資金投資を行う事業もありますので、起業を本格的に考えている方はぜひ参考にしてみてください。

1.コミニュティを広げ自走力も身に付く|旅武者

旅武者は学生向けのビジネス研修から、経営戦略に関するコンサルタントまでを担う学生向けの起業支援団体です。

・自身で問題を解決する力
・チームを率いる力
・社会から必要とされるスキル

ビジネスの知識を学んだあとは、自身でビジネスプランを構成し2週間の研修プログラムを実施します。

旅武者ではチームビルディングからはじまり、現地での実践的な研修を通した「成長」にフォーカスをあてているようです。

地方に住まわれている方にはオンラインでの研修も用意されているため、気になる方は無料説明会に参加されてみてはいかがでしょうか。

旅武者ホームページ

2.次世代のイノベーター(革新者)を育成|MAKERS UNIVERSITY

MAKERS UNIVERSITYは、ソフトバンクグループ株式会社の代表取締役会長である孫正義氏の弟であり、Misteloe株式会社を創業した孫泰蔵氏や、株式会社BASE代表取締役CEOの鶴岡裕太氏などをメンターとして迎え、プレゼンテーションに向けた準備を進めていきます。

・事前カリキュラム
・アクセラレーション期間
・DEMODAY

上記3つで構成された長期間のプログラムによって、革新的な事業を創り出す起業家を目指します。

また、プログラム終了後は「卒業」といった概念ではなく、コミュニティを続けて支援することによって、より起業を現実的なものにしてくれることでしょう。

MAKERS UNIVERSITYのホームぺージ

3.CodeRepublic

CodeRepublicは、毎年春から夏に開催される、4か月間の学生向けアクセラレータープログラムです。起業における「アクセラレータ―」とは、一般的にスタートアップの支援をする存在のことを指します。

応募者全員が参加できるわけではなく、選考を経て参加者が決定されるため、倍率が高く人気の企画のようですね。

CodeRepublicでは、実際に資金を投資してもらい本格的な起業を目指すプログラムとなっているため、具体的な事業のイメージが湧いているような方におすすめです。

CodeRepublicのホームページ

学生の起業を支援するサービス|情報収集におすすめ

先の項目でご紹介したプログラムに参加するのもよいですが、自宅で情報収集ができると便利ですよね。そこで、起業するにあたって役立つ情報収集ができるサイトもご紹介します。

  1. 創業支援(日本政策金融公庫)
  2. 創業手帳
  3. 支援情報ヘッドライン(J-Net21)

補助金や助成金に関する情報や、セミナーやイベントの開催情報などが確認できるサイトがメインとなっていますので、ぜひブックマークに入れておくことをおすすめします。

創業支援(日本政策金融公庫)

日本政策金融公庫が運営する「創業支援」では、各地域ごとのセミナー情報や先輩起業家による事例などの確認が可能です。

また、「創業前」「創業時」「創業後」とそれぞれのステップにいる方へ向けてコンテンツが分けられているため、何を知るべきなのかがわかりやすくなっています。

創業時の支援窓口の紹介などもあるため、一度目を通してみるとよいでしょう。

創業支援のホームページ

創業手帳

「創業手帳」は、創業前に知っておくと役立つ無料の経営ガイドブックです。

インターネット上で起業に関する知識が得られるほか、「創業手帳」と呼ばれる経営ガイドブックを無料で配布してもらえます。

起業家の事例だけでなく、資金調達に関する情報から経理、契約・法務関連の情報まで経営者になるにあたって知っておいて損はないような情報がたくさん載っています。

また、創業手帳は毎月冊子の中身を見直して改定されたものを配布しているため、最新の情報を得ることが可能です。

創業手帳のホームページ

支援情報ヘッドライン(J-Net21)

J-Net21は独立行政法人中小企業基盤整備機構が運営する、経営支援の情報サイトです。

主に経営をしていく上での課題解決を目的としており、中でもJ-Net21のコンテンツ「支援情報ヘッドライン」は、支援金情報だけでなく、セミナーやイベント情報のほかビジネスプランや施設入居者募集などの公募情報まで網羅的に調べることができますよ。

とくに起業時は資金繰りに悩まされることもあると思いますので、各地域や国の支援金制度については知っておくとよいでしょう。

支援情報ヘッドラインのホームページ

なお、当サイトでも補助金や助成金に関する情報を定期的に更新しております。気になる方はご覧になてみてくださいね。

【2021年11月最新】起業時に活用できる補助金・支援制度4選

まとめ

今後、起業や経営を進めていくにあたって「情報収集」はとても重要です。

資金などの金銭面も大切ですが、コミュニティでの情報交換やインターネットサイトでの最新情報の確認は、いざという時に大いに役立つでしょう。

今回ご紹介したプログラムやサービスを参考に、ぜひ起業の具体的な計画を考えてみてはいかがでしょうか。

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