オンラインサロンで収益を得る仕組みとは?収益性や成功のポイントも解説

オンラインサロンは有名人や著名人が開設を始めたことや、オンライン上で収益を得るビジネスが普及したことで、今や一般人でもたくさんの方が開設しているのを見かけるようになりました。

オンラインサロンを始めると収益が得られるだけでなく、新たな顧客の新規開拓や販路の開拓にも繋がり、今後ビジネスを進めていくにあたって重要な経験となるでしょう。

そこで今回は、オンラインサロンの収益構造や収益性、オンラインサロンの始め方など、仕組みの部分について詳しくまとめました。

これからオンラインサロンで収益を得たいとお考えの方は、まずは仕組みなどの基本的なところから詳しく知っていきましょう。

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オンラインサロンとは

オンラインサロンは、会員から会費をもらう代わりに、そのオンラインサロンでしか得られない「価値」をオーナーが提供する、クローズドなコミュニティです。

具体的に「価値」とは何かというと、たとえば会員しか知ることのできない有益な情報を提供したり、会員だけが参加できるセミナーを開催したりするなどといった内容になります。

オンラインサロンのジャンルは多岐にわたり、ビジネスをはじめとしてヨガレッスンや同じ価値観をもった者同士で情報交換や議論を交わすコミュニティ、フリーランスの仕事紹介、写真好きが集まるコミュニティなどさまざまです。

オンライン上での活動だけでなく、定期的なオフ会を開催するサロンもあります。

また、オンラインサロンを開催する場所も専用のプラットフォームを利用するサロンや、Zoom、Facebook、チャットツールを利用するサロンなど人によってあらゆる媒体が利用されています。

オンラインサロンのシンプルな収益構造

オンラインサロンで収益を得る仕組みは至ってシンプルです。

先述したように、オンラインサロンを開催する場所は大きく分けて2種類あります。

ひとつめはDMMオンラインサロンや、CampfireCommunityといった「オンラインサロン専用のプラットフォーム」を利用する方法です。

こちらはオンラインサロンのオーナーと会員の間でプラットフォームが仲介し、運営手数料として収益から10~20%程度差し引かれる仕組みとなっています。

ふたつめがFacebookやHP、チャットツールなどの「個人の媒体」を利用して開催する方法です。

専用のプラットフォームでは、決済手段システムを通販などと同じようにプラットフォーム側で用意してくれていますが、個人の媒体を利用する場合は別途決済システムを用意する必要があります。

どのオンラインサロンも月額会費をもらうところがほとんどで、会員から集めた会費がプラットフォームを通して、もしくは決済システムから直接サロンオーナーに振り込まれる構造です。

オンラインサロンの収益性

次にオンラインサロンの収益性について考えてみましょう。

収益を得る方法はオンラインサロン以外の場にもあります。

サロンの月額会費

基本の収入源となるのがオンラインサロンの月額会費です。

オンラインサロンのほとんどは有料会費制となっており、会費についても月額数百円のところから月額1万円以上のところまで存在します。

会費は自由に決められますが、会員を十分に満足させられるか、会費に見合ったコンテンツを提供できるかどうかはじっくりと考える必要があるでしょう。

会員限定で参加できるセミナー

会員限定で参加できるセミナーなどは無料でも良いですが、格安な料金設定で開催する方法もあります。

会員限定であれば、コミュニティ内で事前告知をして広めるのも簡単ですし、何よりすでに会費を支払ってくれている会員へ先行して知らせられるのがメリットです。

会員限定でなくても、オンラインサロンの会員にのみ特別価格を用意するといった戦略などによって、新たな顧客獲得も見込めるでしょう。

商品の販売

オンラインサロンを繁栄させるには集客が必要ですが、ほかに販売している商品やサービスがあれば、その商品やサービスを買ってもらうための「集客ツール」としても利用できます。

オンラインサロン内で上手くファンを育成できれば、そこから興味を持った人たちが商品やサービスを別途購入してくれることもあるでしょう。

このように複数の販路を持っておくことで、オンラインサロン以外からの収益も得られるようになります。

オンラインサロンの作り方

オンラインサロンの作り方は主に4つのステップで進められます。

  1. ターゲットとサロンの内容を決める
  2. 会費を決める
  3. 活動する場所を決める
  4. 集客と活動を開始する

オンラインサロンの詳細な作り方については、以下の記事でまとめていますので、ご興味のある方はぜひご覧になってみてください。

【実は簡単】オンラインサロンの作り方と成功に繋がる3つのポイント

オンラインサロンの立ち上げにおすすめのプラットフォーム

冒頭ではオンラインサロン専用のプラットフォームがあるとお伝えしました。

この項目では利用者が多く、有名なオンラインサロン専用のプラットフォームを2種類ご紹介します。

  • DMMオンラインサロン

DMMオンラインサロンは、数多くの著名人も参加するオンラインサロンに特化したプラットフォームです。

会員・決済管理やコミュニケーションツール、メール配信機能といった、オンラインサロンの運営に必要な機能が揃っています。

また、オーナー、会員双方が安心して利用できるよう工夫されているのも特徴です。

具体的には、敢えてダイレクトメッセージ機能を搭載していないことや、ワードを自動で検知し誹謗中傷を防止する機能、運営側のトリプルチェックによる誇大広告の禁止などです。

DMMオンラインサロンの場合、売上から20%の手数料が差し引かれます。

DMMオンラインサロンの公式サイト

  • CampfireCommunity

CampfireCommunityについても、DMMオンラインサロンと並ぶほど有名なオンラインサロン専用のプラットフォームです。

運営手数料は売上の10%とやや低めに設定されており、メモ機能などを備えた会員管理、サロンと組み合わせてデジタルデータを販売できるPayActivity機能、チャットサポートなどが用意されています。

シンプルながらもしっかりと収益化をサポートする仕組みが整っているのが特徴です。

CampfireCommunityの公式サイト

オンラインサロンを成功させるポイント

名の知られていない一般人の方が突然オンラインサロンを開いても、なかなか大きな収益に繋げるのは難しいものです。

そこで、オンラインサロンを成功させるためのポイントを3つお伝えします。

  1. 継続的な価値提供
  2. オンラインサロン以外にもビジネスを展開する
  3. 積極的なコミュニケーション

ぜひ今後の活動の参考にしてみてください。

継続的な価値提供

先述しましたが、オンラインサロンのほとんどは有料会員制です。

売り切り型ではないため、会員が一人でも入ってくれたらその方は目に見える形で大切にし続けなければなりません。

・音声、動画コンテンツの配信
・メールや記事などの配信
・会員へのコメント返信
・参加者同士のコミュニケーションの促進

など、提供できるものはさまざまです。

会員が飽きてしまわないよう工夫をしながら、提供するものの質は高く保つよう心がけましょう。

オンラインサロン以外にもビジネスを展開する

オンラインサロンのみで活動するのもよいですが、オンラインサロンを運営している方の多くは、別の販路を持っています。

たとえば、有料記事や有料レポートなどのコンテンツや、ノウハウ、自社商品・サービスなどです。

はじめは集客するだけでも一苦労かもしれませんが、オンラインサロンが軌道に乗った「先」の販路についても考え、準備をしておくとよいでしょう。

積極的なコミュニケーション

オンラインサロンは、商材などではなく「コミュニティ」です。人とのかかわりに価値を感じて入会する方も多いでしょう。

コミュニケーションが疎かなオンラインサロンは、あまり繁栄が見込めません。

オーナと会員だけでなく、会員同士でもコミュニケーションが取れる場を設けて活動を活発化できるような仕組みを作るのがおすすめです。

まとめ

オンラインサロンは継続的な収入が見込めるだけでなく、人脈や視野を広げる場としても注目されています。

はじめてオンラインサロンを始める方は、本稿でご紹介したようなプラットフォームを利用するのがおすすめです。

運営手数料は差し引かれますが、登録自体は無料でできるようになっていますので、オンラインサロンで収益化したいとお考えの方は、ぜひ気軽にはじめてみてはいかがでしょうか。

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